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下記のメニューは、すべて自由診療のみ取り扱いがございます。

当院では、クリニック限定化粧品を取り扱っております。詳しくは下記をご覧ください。

ピル

女性が自分の意思でコントロールできる避妊方法です。

正しく飲んでいれば、失敗率(妊娠率)は0.1%であり、高確率で避妊できます。

避妊の他に、次のような効果もあります。

月経移動

旅行やイベント、試験等のために生理をずらすことができます。

生理不順の改善

ほぼ28日周期で規則的に月経がきます。

生理痛や過多月経の軽減

経血量が減り、生理痛が楽になります。

月経前症候群(PMS)の軽減

ホルモン分泌の変動をコントロールすることで、月経前のイライラ・乳房の張り・手足や顔のむくみ等を緩和します。

子宮内膜症の治療、にきびの改善、卵巣がん、子宮体がんの発症率の低下等にも効果があります。

ピルの対象となる方

ピルには、先述のような効果があるため、次のような方が服用の対象になります。

対象となる方

・避妊したい方

・月経を移動したい方

・月経前症候群(PMS)の症状を緩和したい方

・生理痛や生理不順を改善/軽減したい方

副作用

ピルの重篤な副作用として、血栓症(血管の中で血液が固まる病気)のリスクがピルを服用していない人に比べて、2〜3倍発症率が高まります。

血栓症は、妊娠や出産の時期にピルを内服していない方でもリスクが上昇します(ホルモンバランスが変化するため)。

ピルの血栓症のリスクは、妊娠中のリスクに比べかなり低いことがわかっています。

ただし、タバコを吸っている人は血栓症のリスクが高まりますので、禁煙をお願いしています。

血栓症の初期症状

ふくらはぎの痛み、腫れ、しびれ(片方のみのことが多い)、胸の痛み、息切れ、失神、めまい、頭痛、ろれつがまわらない等

費用

当院のピルの費用は、以下の通りです。

薬品名費用(1シート分、税込)
マーベロン282,300円
トリキュラー282,300円
ファボワール282,000円
プラノバール211,700円

診察の流れ

当院でのピル処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と説明、診察、採血(初回のみ)

step2

内服方法・ピルの説明(初回のみ)

step3

処方・会計

受付で、ピルをお渡しします。初回は診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしでピル薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

アフターピル(緊急避妊薬)

妊娠を望んでいないにもかかわらず、妊娠の可能性がある性交があった場合、緊急避妊薬で妊娠を阻止できる場合があります。

避妊に失敗した場合は、なるべく早く医療機関を受診してください。

ピルの処方に保険証や親の同意は不要、未成年でも処方可能です。

アフターピルの対象となる方

アフターピル(緊急避妊薬)を飲む対象になるのは、主に次のような方です。

対象となる方

・避妊したい方

・コンドームをしたのに、外れたり破れたりしてしまった方

・ピルをのみ忘れたまま性交してしまった方

・性暴力被害にあった方

・その他望まない妊娠を防ぎたい方

当院で処方するアフターピルは、性交後72時間以内に内服できる方が対象の薬剤です。

薬の種類と費用

当院で処方してる緊急避妊薬は、下記の2種類です。

いずれの薬も、有効成分である黄体ホルモンの作用によって排卵を抑制することで妊娠を防ぎます。

さらに、子宮内膜の増殖を抑制することで、受精卵ができても着床を防いで妊娠を防止します。

料金は、診察費用が別途かかります。

ノルレボ(先発品)

費用:14,000円(1回1錠)

服用時期:性行為後72時間(3日間)以内に1回1錠の服用で避妊効果

BMI*:30未満の方のみ使用可能

その他:厚生労働省承認の緊急避妊薬

レボノルゲストレル

費用:8,000円(1回1錠)

服用時期:性行為後72時間(3日間)以内に1回1錠の服用で避妊効果

BMI*:30未満の方のみ使用可能

その他:厚生労働省承認の緊急避妊薬

*BMI = 体重[kg] ÷ (身長[m])²

薬の副作用と注意

緊急避妊薬の副作用は、ほとんどありません。まれに、吐き気、頭痛、腹痛、不正出血が見られることがあります。

ご希望の方には、吐き気止めの処方も合わせて行っています。

3時間以内に嘔吐した場合は、もう1錠の服用が必要です。

万が一の嘔吐が心配な方は、同時に2錠(1錠は使用、1錠は嘔吐した場合の予備)処方することも可能ですので、ご相談ください。

緊急避妊薬を服用してはいけない人は以下のような方です。

緊急避妊薬を服用できない方

・本剤の成分に対しアレルギーのある方

・妊娠中の方

・心臓や肝障害の指摘のある方

・授乳中の方

薬の服用時間

性行為後から緊急避妊薬を推奨する時間が過ぎてしまった場合も、緊急避妊薬を服用することができます。

性行為後から72時間以上でも、性行為後の72時間以内と比べると効果は大きく落ち込んでしまいますが、それでも一定の効果を期待することができますので、医師にご相談ください。

避妊に成功したら

緊急避妊薬を飲んでから3週間以内に生理のような出血があれば、避妊は成功です。

性行為から3週間経過しても月経がない場合は、避妊に失敗している可能性も考えられるので、妊娠検査薬を使用するか病院に行き検査をして妊娠しているか確認するようにしてください。

診察の流れ

当院でのアフターピル処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

step2

内服方法の説明

step3

処方・会計

受付で、アフターピルをお渡しします(診察費用がかかります)。

ED治療薬

ED(勃起不全:Erectile Dysfunction)とは、性交時に十分に勃起しない・維持できないことで、満足な性交が得られない状態のことを言います。

日本には、1,000万人以上の人がEDで悩んでいると言われ、最近では10〜20代の方も増えてきています。

ED治療薬は、勃起を助ける血管拡張剤ですので、服用しても性的刺激がなければ勃起は起こりません。

また、性的刺激が無くなったり射精した後には、通常の場合と同様に勃起は収まります。

催淫作用はありませんので、性欲を高めたり、性的刺激を強める効果もありません。

EDの原因

EDの原因は、大きく4つ考えられています。

心因性ED:精神的ストレス等が原因

20〜40代の比較的若い方に多く見られます。

精神的なストレス(例えば、仕事上や家庭内のストレス、妊活によるプレッシャー、性交がうまくいかなかったときのトラウマなど)が原因となり、性的な興奮がうまく伝わらず、EDを引き起こします。

心因性EDは体に異常がないことが多いので、ED治療薬の効果が現れやすいと言えます。

器質性ED:血管や神経の障害が原因

50代以上の方に多く見られます。

加齢や生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症など)によって動脈硬化(血管が固くなる症状)が進行し、血液が十分に海綿体に流れ込まなくなり、EDを引き起こします。

ED治療薬を服用することで血流が改善し、EDが改善されることが期待できます。

混合性ED:複数の要因が関係する

50代以上の方に多く見られます。

血管や神経の障害のほか、精神的なストレス等の複合要因により、EDを引き起こします。

薬剤性ED:特定の薬が原因

一部の薬剤には、EDの原因となるものがあります。

新しい薬剤を始めてから変わったことがある方や薬の種類や量が多い方は、医師にご相談ください。

・中枢神経に作用する薬:解熱・消炎鎮痛剤、抗うつ薬、睡眠鎮静薬などの向精神薬

・末梢神経に作用する薬:筋弛緩薬、麻酔薬、抗コリン薬

・循環器系に作用する薬:不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症用剤

・消化管に作用する薬:消化性潰瘍治療薬、抗コリン薬、鎮けい薬

ED治療薬の対象となる方

ED治療薬の対象となるのは、ED(勃起不全)の症状のある方です。

「たまに勃起しない程度」「勃起できるか不安」など、勃起に対する不安があれば十分治療対象となります。

薬の種類

日本では、ED治療薬としてバイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)の3種類が使用されています。

当院では、レビトラ以外すべての治療薬を扱っております。

各治療薬の特徴に合わせて、使いやすいED治療薬を選択します。

自分に合ったED治療薬を色々試して探したいという方のために、お得なお試しセットも用意しております。

バイアグラ(シルデナフィル)

おすすめな人:他のED薬では、あまり硬くならなかった人

特徴:短時間で作用があり、短時間で効き目が無くなります。

食事:食事と一緒にとると効果が半減してしまうため、食前30分前服用がおすすめです。

効果が現れるまで:30分~1時間程度

作用時間:4~5時間程度

バルデナフィル

おすすめな人:とにかく早く・硬く勃起したい人

特徴:吸収が早く、即効性が高く、硬さも3種類の中で一番です。

食事:食事と一緒にとっても問題ありませんが、30分前に服用するとより効果があります。空腹時は15分程度で効果が出はじめます。

効果が現れるまで:20分~1時間程度

作用時間:5~10時間程度

シアリス(タダラフィル)

おすすめな人:1日のうちどこでセックスするかわからない人、食事の後にセックスするタイミングが多い人

特徴:他と比べてマイルドで自然な効果が期待できます。長時間作用する上に、副作用が少なめです。

食事:食事と一緒にとっても問題ありませんが、空腹で使用する方が効果があります。

効果が現れるまで:1~3時間程度

作用時間:20~36時間程度

薬の副作用と注意

ED治療薬の副作用および注意は、次の通りです。

副作用

ほてり、頭痛、動機、鼻づまり、目の充血

シアリス(タダラフィル)は副作用の頻度が他と比べて少なめです。

注意

硝酸剤内服中、不整脈治療中、透析中、心筋梗塞の既往、高血圧、低血圧、高齢者(65歳以上)は注意が必要ですので、医師とご相談ください。

費用

各ED治療薬の費用と特徴は、表のとおりです。

自分に合ったED治療薬を色々試して探したいという方のために、お試しセットも用意しております。

薬品名規格費用(税込)
(先発品)バイアグラ
(後発品)シルデナフィル
バイアグラ50mg1錠 1,600円/10錠 14,000円
バイアグラODフィルム50mg1錠 1,200円/10錠 11,000円
シルデナフィル50mg1錠 1,000円/10錠 9,000円
(先発品)レビトラ
(後発品)パルデナフィル
*レビトラは取り扱いなし
バルデナフィル10mg1錠 1,500円/10錠 13,000円
バルデナフィル20mg1錠 1,700円/10錠 15,000円
(先発品)シアリス
(後発品)タダラフィル
シアリス10mg1錠 1,800円/10錠 14,000円
シアリス20mg1錠 2,000円/10錠 18,000円
タダラフィル10mg1錠 1,400円/10錠 12,000円
タダラフィル20mg1錠 1,600円/10錠 14,000円
お試しセットタダラフィル10mg+
バルデナフィル10mg+
シルデナフィル50mg
3,400円

診察の流れ

当院でのED治療薬処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、合う薬を検討します。

step2

処方・会計

受付で、ED治療薬をお渡しします。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

早漏治療薬

早漏は、本人やパートナーが期待する時間よりも早く射精してしまう状態を指します。

日本国内の男性の3.5人に1人が早漏で悩んでいるというデータもあり、多くの人が持つ悩みです。

早漏の原因

早漏の原因は、大きく3つ考えられています。

過敏性早漏

ペニスやその周りの神経が敏感で、意図しない少しの刺激で射精しやすくなります。

性的な興奮が脳に性的刺激が伝わる前に射精中枢が反応してしまうためです。

勃起力・性欲の強い比較的若い人(10~20代)がなりやすい傾向にあります。

心因性早漏

性行為に対するストレスやトラウマによって、交感神経が活発となり射精しやすくなります。

仕事や人間関係などのストレスが原因となることがあります。

自信のなさや緊張・不安から、射精のタイミングがコントロール出来なくなる症状です。

衰弱性早漏

加齢により、男性ホルモン(テストステロン)の減少が起こることで、筋肉量が低下します。

射精をコントロールする筋力が弱まることで射精しやすくなります。

衰弱性早漏の多くは、男性ホルモンの分泌量が低下する40~60代の方に見られます。

衰弱性早漏の症状の場合、ED(勃起不全)を併発している場合があります。

早漏治療薬の対象となる方

早漏治療薬の対象となるのは、次の方です。

早漏は、挿入から射精までの時間だけでなく、ストレスを感じている場合も治療の対象となります。

対象となる方

射精が早いことに、ご自身やパートナーがストレスや苦痛を感じている方

薬の種類

ダポキセチンという成分が交感神経を鎮め、脳の過剰な興奮を抑えることで射精時間を延長させる効果があります。

早漏治療薬は国内では未承認の薬剤ですが、世界50か国以上で認可されています。

ED治療薬を服用することで勃起時の硬さが強まり、射精までの時間を延長させることが期待できます。

薬の副作用と注意

早漏治療薬の副作用および注意は、次の通りです。

副作用

吐き気、めまい、頭痛、口の渇き など

注意

心臓や肝臓に持病がある場合、抗うつ剤を服用している場合は、医師にご相談ください。

費用

早漏治療薬の費用は、表のとおりです。

薬品名規格費用(税込)
ダボキセチン60mg1錠990円
10錠9,000円

早漏の原因が複数の要因による場合は、ED治療薬と合わせて服用することで、合わせて服用することでより効果が出ることも期待できます。

早漏治療薬もED治療薬も依存性はありませんので、安全に使用・併用することができます。

診察の流れ

当院での早漏治療薬処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、合う薬を検討します。

step2

処方・会計

受付で、早漏治療薬をお渡しします。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

AGA治療薬

AGA(男性型脱毛症:Androgenetic Alopecia)は、主に額の生え際や頭頂部のつむじ周辺から抜け毛が起こり、時間をかけて少しずつ薄毛が進行していくのが特徴です。

AGAを発症した場合、自然に薄毛の進行を食い止めることができないため、早い段階から治療を始めることが推奨されています。

対象となる方

・家系に薄毛の人がいる

・朝起きると、枕に抜け毛が落ちていることがある

・生え際や頭頂部あたりが薄くなってきた

AGAの原因

AGAは悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が、頭皮にある男性ホルモン受容体と結合することによって発症します。

悪玉男性ホルモン(DHT)と男性ホルモン受容体が結合してしまうと、前頭部や頭頂部などの毛母細胞の分裂が抑制されてしまい、ヘアサイクルにおける成長期を短縮させてしまいます。

結果的に、髪の毛は十分に育たないまま退行期を迎え、薄毛や抜け毛が起こります。

AGAの治療

AGAの治療には、悪玉男性ホルモン(DHT)を抑える必要があります。

DHTは、テストステロン(男性ホルモン)が5αリダクターゼという酵素によって変化して出てきます。

DHTを抑えるには、この酵素(5αリダクターゼ)を阻害する治療(内服薬)を行うことになります。

薬の種類

当院で扱っている薬剤は、以下の通りです。

フィナステリド

効果:ヘアサイクルを正常な状態に戻し、髪の毛が太く長く成長できるようになります。

副作用:初期脱毛・性欲減退・勃起機能障害(ED)

用法用量:1日1回1錠

費用(税込)

28錠(1ヶ月分)4,000円

140錠(5ヶ月分)16,000円

デュタステリド

効果:5αリダクターゼ(II型)に対する薬理作用や増毛効果がフィナステリドの3倍と言われています。

副作用:初期脱毛・性欲減退・勃起機能障害(ED)

用法用量:1日1回1錠

費用(税込)

30錠(1ヶ月分)6,000円

150錠(5ヶ月分)27,000円

薬の副作用と注意

フィナステリドの副作用および注意は、次の通りです。

副作用

性機能障害(ED勃起機能不全や射精障害、性欲の低下、精液量の減少等)などの男性機能低下、肝機能障害など

EDなどの副作用に関しては、危険性は低いといわれていますが、副作用が現れる可能性はゼロではありません。

服用後に異常を感じた場合は、医師にご相談ください。

注意

用法用量を守って服用してください。もし服用を忘れてしまったとしても、2回分を同時に服用することは血中濃度が上がり危険ですので、やめてください。

原則、女性への投与は認められていません。皮膚からも吸収されるため、女性の方は直接触れることがないよう注意しましょう。

デュタステリドの副作用および注意は、次の通りです。

副作用

性機能障害(ED勃起機能不全や射精障害、性欲の低下等)

蕁麻疹やアレルギー反応、頭痛、抑うつ気分、乳房障害、腹部不快感などは1%未満で発生すると言われています。

重篤な副作用として、肝機能障害や黄疸などが引き起こされたというケースもあります。

EDなどの副作用に関しては、危険性は低いといわれていますが、副作用が現れる可能性はゼロではありません。

服用後に異常を感じた場合は、医師にご相談ください。

注意

治療を始めたばかりの時期に抜け毛が増えるというケースがあります。

これは「初期脱毛」と呼ばれる症状ですので心配する必要はありません。

休止期の髪が抜け落ち、新しく健康な髪が発毛するための準備期間と考えられ、ヘアサイクルを正常化するための過程のひとつですので服用を続けてください。

診察の流れ

当院でのAGA治療薬処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、合う薬を検討します。

step2

処方・会計

受付で、AGA治療薬をお渡しします。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

ワクチン

A型肝炎ウイルス・B型肝炎ウイルス・ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性感染症として知られています。

これらはワクチンで予防することができます。当院では上記いずれのワクチン接種も可能です。

当院で扱っているワクチン

当院では、以下のワクチンを扱っております。

肝炎ワクチン

日本で最も多い肝炎は、肝炎ウイルスによって起こるウイルス性肝炎です。

予防として効果的なのが、肝炎ワクチンです。当院では、A型肝炎ワクチン・B型肝炎ワクチン・混合ワクチンを扱っております。

HPVワクチン

HPVの感染を予防するワクチンです。「子宮頸がん」の原因となるウイルスであることはよく知られていますが、その他の癌(がん)やイボ(尖圭コンジローマ)の原因もなります。

当院では、HPV9価ワクチンを取り扱っております。

感染経路

A型肝炎ウイルス・B型肝炎ウイルス・HPVの感染経路は次の通りです。

A型肝炎ワクチン

ウイルスに汚染された水や生の食品(貝類など)を食べたり、肛門性交や肛門周囲を舐める性行為で、ウイルスを含む便を介したりして、ウイルス感染を起こします。

オーラルセックスやリミング(肛門をなめる行為)、肛門を触った手をなめるといった行為で感染する可能性があります。

B型肝炎ワクチン

ウイルスを含む、血液、膣分泌液でうつるため、性交渉や肛門性交で感染します。

HPV

HPVは、主に性交渉によって感染するウイルスで、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。

女性は80%以上、男性は90%以上が一生で何らかのHPVに感染する可能性があります。(感染しても自己免疫力によって自然排除されることもあります)

ワクチンの接種対象となる方

ワクチン接種の対象となる方は、次の通りです。

B型肝炎については、近年性交渉による感染が増加しています。成人の感染は、針刺し事故などを除き、ほとんどが性行為による感染と言われています。

キスやオーラルセックスによっても感染する可能性があり、感染しても症状が出ないことも多いため、感染者自身がウイルスを持っていることに気付かずに、知らないうちに他人に感染させてしまうこともあります。

対象となる方

A型肝炎/B型肝炎ワクチン:

・複数の性的パートナーを持つ方(オーラルセックスを含む)

・B型肝炎の方のセックスパートナーがいる方、同居家族

・海外への渡航予定がある方

・医療関係者 など

HPVワクチン:

・9歳以上の方でHPV感染症のリスクを減らしたい方

(HPVワクチン接種は、陰茎がんや肛門がん等の予防にもなることから、欧米各国では女性だけでなく男性の方の接種も推奨されています)

HPV感染によって引き起こされるがんは様々で、がんを予防したい方、イボ(尖圭コンジローマ)を予防したい方は接種をおすすめしています。

HPV感染で起こるがん

男性器:陰茎がん

女性器:子宮頸がん、外陰がん、膣がん

共通:中咽頭がん、肛門がん

ワクチンの効果

当院で扱っているワクチンの費用は、以下の通りです。

A型肝炎ワクチン

国産ワクチン(エイムゲン®)は安全で効果が高いワクチンの1つです。3回の接種でほぼ100%の抗体獲得が期待できます。3回接種するとその後約5年は効果が持続し、感染リスクがある場合は 10〜20年ごとの追加接種(1回)が推奨されます。

B型肝炎ワクチン

国産B型肝炎ウイルス(ビームゲン®)を接種することによって獲得した免疫は、少なくとも15年間は持続することが確認されています。接種年齢が高くなるにつれて効果は低くなり、例えば40歳過ぎでワクチンにより免疫を獲得できるのは約8割と言われています。

ワクチンの効果は国にも認められており、2016年からは乳幼児の定期接種の対象となっています。

一方、2016年3月31日以前に生まれた方は定期接種は受けていないため、ワクチンを接種していないことになります。(ご自身で任意接種をされた方を除く)

HPVワクチン

現状、HPVに感染した場合の治療薬はありません。そのため、ワクチン接種で予防することが有効です。

アメリカのCDC(疾病対策予防センター)が発表した内容では、13歳〜19歳の女子の子宮頸がんの発病例が83%も減少し、20歳から24歳でも66%減少しました。

また、10代〜20代の女子の子宮頸がん検診で前癌病変が減少しました。

男女の性器・肛門の尖圭コンジローマもどの年代でも著しく減少しており、男性のHPVワクチン接種も進められています。

男性のHPVワクチン接種

HPVワクチンの接種は、女性だけでなく男性に対しても非常に効果があります

主に、下記2点の効果が期待できます。

・男性本人のHPV感染による病気の予防(コンジローマ、陰茎などの癌)

・自分が感染源とならないことで、パートナーのHPV感染症のリスクを抑える

HPVワクチンを接種することは、ご自身とパートナーを守ることに繋がります!

費用と接種スケジュール

各ワクチンの接種費用とスケジュールは下記の通りです。

A型肝炎ワクチン

費用:1回あたり8,000円(税込)

接種回数:3回

スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後

初回接種後、1ヶ月後と6ヶ月後の合計3回接種することで約5年間は効果が持続します。その後は抗体価が下がるため、感染リスクがある場合は5~10年ごとの追加接種(1回)が推奨されています。

B型肝炎ワクチン

費用:1回あたり7,000円(税込)

接種回数:3回

スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後

獲得した免疫は、少なくとも15年間は持続することが確認されています。接種年齢が高くなるにつれて効果は低くなり、例えば40歳過ぎでワクチンにより免疫を獲得できるのは約8割と言われています。

3回接種後1〜2か月経過してから抗体検査を実施し、抗体反応が出なければ追加接種を行うこともあります。

A型・B型肝炎混合ワクチン

費用:1回あたり13,000円(税込)

接種回数:3回

スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後

初回接種後、1ヶ月後と6ヶ月後の合計3回接種で、A型肝炎とB型肝炎の両方に対して10~15年程度の抗体持続が期待できます。

HPV9価ワクチン

費用:1回あたり33,000円(税込)

接種回数:3回(または2回)

スケジュール:初回、2ヶ月後、6ヶ月後(または初回、6ヶ月後)

2回接種の場合、2回目の間隔が6ヶ月未満だと効果が不十分だと言われています。詳細は、医師にお尋ねください。

HPV9価ワクチンは、3回接種を受けなくても十分な効果が期待できると報告されています。(詳しくはこちら

当院では2回のみの接種も推奨しています。

「9価」って何?

HPVワクチンは、2価・4価・9価と3種類ありますが、これは予防できる型の数を表しています。

HPVには180種類以上の型があり、感染した型によって発病する可能性のある病気は異なります。

当院では、

・尖圭コンジローマの予防は、4価と9価のワクチン接種で可能

・9価は4価に比べ、がんや尖圭コンジローマの予防効果が格段に高い(4価:60%程度、9価:90%程度)

ことから9価のHPVワクチンを採用しています。

他のワクチンとの同時期接種

他のワクチン(コロナワクチンなど)を同時期に接種する場合、どちらかのワクチンを接種後、2週間の間隔を空ければ、もう一方のワクチンを接種することができます(コロナ以外のワクチンも同様)。

これは、万が一ワクチン接種に対する副反応が出た場合にその判断をするためで、別のワクチンと同時期に接種することが原因で副反応がでたり、ワクチンの効果が減少するといったことはありません。

詳しくは、厚生労働省のこちらのページをご参照ください。

診察の流れ

当院でのワクチン接種のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、ワクチン接種可否を検討します。

step2

ワクチン接種・会計

ワクチン接種を行い、会計を行います。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしでワクチン接種が可能です(診察費用も不要です) 。

HQブライトニング

費用:2,200円(税込)

規格:3ml

特徴:ハイドロキノン配合美容液

角質の深部まで浸透させるように処方。

肌になじみやすい美容液タイプ。

敏感肌の方もお使いいただけます。

美容クリーム

HQダブルブライトE

費用:2,200円(税込)

規格:6g

特徴:ハイドロキノン配合クリーム

角質の深部まで浸透。

さらっとしたクリームタイプ。

敏感肌の方もお使いいただけます。

AZAクリア

費用:2,000円(税込)

規格:15g

特徴:アゼライン酸高濃度配合

ニキビや脂がちな肌の方のホームスキンケア。

べたつかずしっとりとした使用感です。

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