男性の悩み

早漏は薬で治療できます!~早漏の原因と治療~

早漏は薬で治療できます!~早漏の原因と治療~

早漏は、本人やパートナーが期待する時間よりも早く射精してしまう状態を指します。

日本国内の男性の3.5人に1人が早漏で悩んでいるというデータもあり、多くの人が持つ悩みです。

当院では、早漏治療薬のポゼット(ダポキセチンジェネリック)を導入しており、リピーターの多いお薬となっています。

当院では、即日早漏治療薬を処方することが可能です。

HIV予防薬(PrEP/PEP)の電話診療・配送をご希望の方は、早漏治療薬の同時配送も承っております。

早漏治療薬は、HIV予防薬やED治療薬、AGA治療薬との併用も可能です。

この記事で言いたいこと

・早漏は日本国内の多くの男性が抱える悩みであり、薬の服用により治療ができる疾患である。

・早漏治療薬は精神に安定をもたらす神経伝達物質のセロトニンに作用することで、過剰な興奮を解消し、射精までの時間を延長させる効果を持つ。

・早漏治療薬は1時間から1時間半ほどで効果が現れ、2~5時間程度効果が持続する。

・ED治療薬と併用することで、さらに効果が高まる。

・HIV予防薬(PrEP/PEP)やAGA治療薬などとの併用も全く問題なく、多くの方が服用されている。

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早漏の定義と治療適応

国際性機能学会による早漏の定義では、次のすべてに該当する状態とされています。

早漏の定義

射精が早いことに、ストレスや苦痛を感じている

挿入から1分以内、又は挿入前に射精してしまう

セックスの相手が変わっても、射精を遅らせることが困難

しかし、上記の定義はあくまでひとつの尺度であり、実際には本人がストレスや苦痛を感じているかどうかが重要となります。

挿入から射精まで1分以上ある場合でも、ストレスを感じている場合は十分に治療対象となります。

治療対象となる方

射精が早いことに、ご自身やパートナーがストレスや苦痛を感じている方

早漏の3つの原因

早漏の原因は、大きく3つ考えられています。

過敏性早漏

ペニスやその周りの神経が敏感で、意図しない少しの刺激で射精しやすくなります。

性的な興奮が脳に性的刺激が伝わる前に射精中枢が反応してしまうためです。

勃起力・性欲の強い比較的若い人(10~20代)がなりやすい傾向にあります。

例:「触られただけでイってしまった」「入れた瞬間にイってしまった」

心因性早漏

性行為に対するストレスやトラウマによって、交感神経が活発となり射精しやすくなります。

仕事や人間関係などのストレスが原因となることがあります。

自信のなさや緊張・不安から、射精のタイミングがコントロール出来なくなる症状です。

例:「この前セックスした時うまくいかなかったし、今回も憂鬱だ」「疲れているからセックスしたくないな」

衰弱性早漏

加齢により、男性ホルモン(テストステロン)の減少が起こることで、筋肉量が低下します。

射精をコントロールする筋力が弱まることで射精しやすくなります。

衰弱性早漏の多くは、男性ホルモンの分泌量が低下する40~60代の方に見られます。

衰弱性早漏の症状の場合、ED(勃起不全)を併発している場合があります。

例:「あれ、おかしいな…少し前までこんなはずではなかったのに…」

早漏治療薬の料金と効果

当院では、早漏治療薬ポゼット(ダポキセチンのジェネリック薬品)を導入しております。

ポゼットを服用すると、精神に安定をもたらす神経伝達物質であるセロトニンの量が増加し、相対的に興奮や緊張の源となるアドレナリンの量が少なくなります。

この効果が早漏の主要因であるセロトニン不足からくる過剰な興奮を解消し、射精までの時間を延長するという作用機序になっています。

早漏治療薬は国内では未承認の薬ですが、世界50か国以上で認可されています。

薬品名規格費用(税込)
ダポキセチン60mg1錠990円
10錠9,000円

副作用:吐き気、めまい、頭痛、口の渇き など

注意事項:心臓や肝臓に持病がある場合、抗うつ剤を服用している場合は、医師にご相談ください。

ポゼットは、服用後1時間〜1時間半で効果が現れた後、2〜5時間程度持続します。

24時間以内に上限である90mgを超える摂取をしないようにしてください。食事の影響は全く受けないですが、アルコールとの相性はED治療薬よりも悪いです。

注意点として、早漏のすべてがメンタルに起因するものとは限りません。また、ポゼットは硬さを出す機能はありませんので、こういったケースではED治療薬との併用が可能です。

ED治療薬との併用も有効

ED治療薬を服用することで勃起時の硬さが強まり、射精までの時間を延長させることが期待できます。

早漏治療薬と合わせて服用することも問題なく、むしろ早漏の原因が複数の要因による場合は、合わせて服用することでより効果が出ることも期待できます。

早漏治療薬もED治療薬も依存性はありませんので、治療薬を使ったからといって普通にセックスができなくなるということはありません。

当院ではED治療薬の処方もできますので、お気軽にご相談ください。

早漏治療薬は、HIV予防薬やED治療薬、AGA治療薬との併用も可能です。当院では、多くの方がこれらの薬を併用されています。

この記事を監修した医師

<医師 塩尻 大輔>
パーソナルヘルスクリニック院長、医学博士。
国立国際医療研究センター(東京都新宿区)とパーソナルヘルスクリニックにて、HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供されています。
日本生まれですがアフリカのケニア育ちで、現地でも医師免許を取得しており、医療支援や教育支援等を実施されています。
当院でも非常勤医師として診療いただいております。