性感染症について

学生の方向けに学生料金を設定しました!

学生の方向けに学生料金を設定しました!

当院では、最近学生の方から性感染症の検査や治療に関して多くの問い合わせをいただいております。

この度、学生の方に対して、学生料金を設定し、より検査や治療が受けやすい環境を整備しました!

当院では、性感染症に関する検査や治療は原則自由診療で行っております。

保険診療をご希望の場合、疾患や症状などによって適応の判断を医師とご相談ください。

学生料金の適応は、学生証の提示が必要となりますので、忘れずにお持ちください。

25歳以下の学生の方が対象となります。

この記事で言いたいこと

・性病は性行為(オーラルセックスも含む)があれば、感染する可能性がある。感染したら、治療するまでは自然に治ることはない。

・当院では、学生料金を設定することで、より学生の方が性感染症の診療を受けやすいように工夫している。

・ピル・アフターピルに関しても、学生料金を設定しており、相談だけでも可能である。

目次の各項目をクリックすると、記事の途中までジャンプすることができます。

性病は感染したら自然治癒はしません!

学生の頃は、誰でも性に関して多く学ばれる時期かと思います。その中で、初めて経験するような陰部の痛み、かゆみなどがあると、とても不安になりますよね。

性病の予防には、セックスをしない、セーフセックスをする(コンドームをオーラルセックスの時からする)などがあげられますが、実際には予防が難しいのが現実だと思います。

例えば、オーラルセックス(クンニリングスやフェラチオなど)のみの性行為であっても、粘膜接触があれば、性病になる可能性があります。また、淋病やクラミジア、マイコプラズマ・ウレアプラズマのように、性器だけでなく、のどや肛門に感染する性病もあることに注意が必要です。

これらの性病は検査しなければ、自分が感染しているかはわからないため、定期的な検査が不可欠です。

性病は放っておけば症状が軽くなったと感じるものがありますが、何もせず治るものは一つもありません。放っておくと、悪くなる一方ですし、性病は不妊の原因になることもあります。

当院は、これまで数多くの学生の方たちに対して、専門的かつ優しい医療を提供してまいりました。「お金が無いから受診できない」ことがないよう、できるだけ学生の方のニーズに答えられるよう取り組んでいます。

ぜひ一度、LINE・メールなどでお問い合わせください。

当院では、下記の疾患の診察・検査・治療が可能です。

治療可能な疾患

HIV・梅毒・B型肝炎・淋病・クラミジア・亀頭包皮炎・細菌性腟炎・マイコプラズマ・ウレアプラズマ・ ヘルペス・コンジローマ・腟カンジタ・細菌性腟炎(症)・腟トリコモナス など

代表的な病気と症状

HIV→発症から数週間で発熱などの症状が出る方がいますが、無症状の方もいます。HIVは陽性となった場合、生涯にわたって治療が必要です。

梅毒→陰部にしこりができたり、全身に皮膚の症状が出たりする人がいますが、無症状の方も多く、治療しなくてもこれらのしこりや皮膚の症状は治ってしまいます。(梅毒は治療しなければ治りません)

淋病・クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマ→性器だけでなくのどや肛門にも感染します。性器の場合は、おしっこをするときのかゆみや痛み、膿が出る人もいます。のどや肛門は無症状の方が多いのも特徴です。女性の場合は、おりものの量が増えたり、においが変わったりする人もいます。

亀頭包皮炎→亀頭やカリの部分から、カスがでやすくなったり、オナニーの際に切れたりする人は亀頭包皮炎を疑います。診断には顕微鏡の検査が必要で、細菌感染(ばい菌)か真菌感染(カビ)かで治療も変わります。

腟カンジタ・細菌性腟炎(症)・腟トリコモナス→膣に真菌(カビ)や細菌(ばい菌)や原虫が感染してしまうと発症し、おりものの量が増えたり、においが変わったりすることが多いです。

ヘルペス・コンジローマ→陰部にできものが出来た場合、ヘルペス・コンジローマ・梅毒を疑います。ヘルペスは痛みが強く、コンジローマや梅毒は痛みがないことが特徴です。いずれも治療が必要な病気です。

学生料金について

当院の学生料金は下記の料金システムのすべてに適応されます。

料金システム

(料金)=(診察料)+(検査代)+(お薬代)

初診料・再診料ともに、学生割引が適応されます。

診察料

初診料・再診料ともに、学生割引が適応されます。

診察料学生料金
(税込)
通常料金
(税込)
初診料1,500円2,500円
再診料500円1,000円
検査代

即日検査・通常検査・セット検査すべてに割引料金が適応されます。

詳しくは、下記のメニューを参照ください。


お薬代

すべての治療費用に対して、学生料金が適応されます。

病名治療内容学生料金
(税込)
通常料金
(税込)
梅毒飲み薬2〜4週間4,750円/1週間分5,500円/1週間分
注射19,000円/1回19,000円/1回
淋病注射または点滴6,000円7,000円
クラミジア飲み薬5,000円6,000円
マイコプラズマ
ウレアプラズマ
(のど・性器・肛門)
飲み薬5,000円~9,800円/1週間分6,000〜9,800円/1週間分
腟カンジダ腟錠6日分3,500円4,500円
塗り薬3,000円4,000円
細菌性腟炎(症)腟錠6日分3,500円4,500円
塗り薬
(希望の方に)
3,000円4,000円
亀頭包皮炎塗り薬3,000円4,000円
腟トリコモナス症飲み薬10日分5,000円6,000円
ヘルペス
(口腔・性器・肛門)
飲み薬5〜10日分5,000円/5日分6,000円/5日分
塗り薬
(希望の方に)
3,000円4,000円
再発抑制飲み薬30日分
(希望の方に)
10,000円/30日分12,000円/30日分
コンジローマ
(性器・肛門)
塗り薬1〜3週間3,000円/1週間分3,500円/1週間分
液体窒素療法5,000円
(麻酔込)
10,000円
(麻酔込)

ピル・アフターピルも学生料金を設定

当院のピル・アフターピルに関して、学生の方は下記の通り学生料金での提供を行っております。

【ピル】

薬品名学生料金
(1シート分、税込)
通常料金
(1シート分、税込)
マーベロン282,100円2,300円
トリキュラー282,100円2,300円
ファボワール281,800円2,000円
プラノバール211,500円1,700円

ピルに関する詳細な説明は、下記のリンクをご覧ください。

【アフターピル】

薬品名学生料金
(1回、税込)
通常料金
(1回、税込)
ノルレボ
(先発品)
12,000円14,000円
レボノルゲストレル
(後発品)
8,000円8,800円

アフターピルに関する詳細な説明は、下記のリンクをご覧ください。

保険診療における注意

当院は、自覚症状がある場合は健康保険が適用できる場合がございます。

保険診療での治療は、疾患や治療内容により可能かどうかが異なります。医師にお問い合わせ下さい。

保険診療の場合、以下の点にご注意ください。

保険証が必要

本名での登録が必要となります。保険証の提示がない場合、いったん全額をお支払いいただき、後日返金対応させていただきます。

検査結果は医師の診察が必要

保険診療の方は、検査結果の確認に必ず再診が必要です。(自由診療であれば、検査結果をメールでご覧いただくことが可能です)

保険適応の検査は条件あり

各種迅速検査や、マイコプラズマ・ウレアプラズマ、各種検査の肛門ぬぐいの検査など保険適応のない検査は行うことができません。

症状がない場合は、原則保険診療は行うことができません。

医療費のお知らせが届きます

保険診療を利用する場合、「医療費のお知らせ」がご自宅に届きます(すべての保険診療の明細が記載されます)。

当院は、保険診療に関して院外処方を行っております。処方箋を薬局に持参いただき、薬局で支払う費用は上記に含まれておりませんのでご注意ください。

梅毒の治療に関して、1回で治療が完結する注射の治療は保険外診療のみ取り扱っております。詳しくは、医師とご相談ください。

高校生以下の方へ

高校生や中学生の方で、お金の心配がある方もまずは一度ご来院ください。

当院では、高校生以下の方へは一部のメニューを特別価格で提供しています。

(詳細はご来院時にご相談ください。学生証をご持参ください)

この記事を監修した医師

<医師 塩尻 大輔>
パーソナルヘルスクリニック院長、医学博士。
国立国際医療研究センター(東京都新宿区)とパーソナルヘルスクリニックにて、HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供されています。
日本生まれですがアフリカのケニア育ちで、現地でも医師免許を取得しており、医療支援や教育支援等を実施されています。
当院でも非常勤医師として診療いただいております。