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ワクチン

当院では、性病予防のためのワクチン(肝炎・淋菌・ヒトパピローマウイルス)や、帯状疱疹、新三種混合ワクチン(MMRワクチン)など様々な有効かつ安全なワクチンを取り扱っています。

渡航や留学に必要なワクチンについては、トラベル外来をご参照ください。

当院で扱っているワクチン

当院では、性病予防のためのワクチン(肝炎・淋菌・ヒトパピローマウイルス)や帯状疱疹、風疹、麻疹、おたふくを予防するためのワクチンとして下記を扱っております。

破傷風・狂犬病・日本脳炎・インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症など、様々なワクチンの取り扱いがございます。

詳しくは、トラベル外来をご参照ください。

肝炎ワクチン

日本で最も多い肝炎は、肝炎ウイルスによって起こるウイルス性肝炎です。

予防として効果的なのが、肝炎ワクチンです。当院では、A型肝炎ワクチン・B型肝炎ワクチン・混合ワクチンを扱っております。

淋菌ワクチン(髄膜炎菌B型ワクチン)

淋病の予防効果があるワクチンです。髄膜炎菌と淋菌は遺伝的に非常に似ており、髄膜炎菌B型ワクチンを接種することで、淋病を予防できることが知られています。

HPVワクチン

HPVの感染を予防するワクチンです。「子宮頸がん」の原因となるウイルスであることはよく知られていますが、その他の癌(がん)やイボ(尖圭コンジローマ)の原因もなります。

当院では、HPV9価ワクチンを取り扱っております。

帯状疱疹ワクチン

水痘・帯状疱疹ウイルスは20歳までにほとんどの人が感染しているウイルスで、生涯にわたり神経節に潜み、加齢に伴いウイルスが再活性化し帯状疱疹やその後の神経痛を引き起こし、生活の質を著しく下げる可能性があります。

当院では、不活化ワクチンである帯状疱疹ワクチンを取り扱っております。

MMRワクチン
(新三種混合ワクチン)

麻疹・風疹・おたふくかぜ(ムンプス)はいずれも、大人が感染すると重症化するリスクが高く、死に至ることもあります。

近年、国内でも麻疹の感染者の報告があり、身近な感染症であるため予防をすることが大切です。

当院では、混合ワクチンであるMMRワクチンを取り扱っております。

感染経路

A型肝炎ウイルス・B型肝炎ウイルス・淋菌・HPV・水痘・帯状疱疹ウイルスの感染経路は次の通りです。

A型肝炎ワクチン

ウイルスに汚染された水や生の食品(貝類など)を食べたり、肛門性交や肛門周囲を舐める性行為で、ウイルスを含む便を介したりして、ウイルス感染を起こします。

オーラルセックスやリミング(肛門をなめる行為)、肛門を触った手をなめるといった行為で感染する可能性があります。

B型肝炎ワクチン

ウイルスを含む、血液、膣分泌液でうつるため、性交渉や肛門性交で感染します。

淋菌

淋菌はオーラルセックスを含む性交渉により感染します。淋菌は性器だけでなく、のどや肛門にも感染することに注意が必要です。

HPV

HPVは、主に性交渉によって感染するウイルスで、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。

女性は80%以上、男性は90%以上が一生で何らかのHPVに感染する可能性があります。(感染しても自己免疫力によって自然排除されることもあります)

水痘・帯状疱疹ウイルス

帯状疱疹は、他人からうつって発症する病気ではありません。ただし、帯状疱疹の患者さんが、水痘にかかったことがない人へ水痘・帯状疱疹ウイルスをうつし、水痘を発症させることがあります。

帯状疱疹の患者さんの水ぶくれ液からの接触感染が中心で、唾液から飛沫感染もします。

水ぶくれの中の多量のウイルスが含まれているため、すべての水ぶくれがかさぶたになるまで感染力があります。

麻疹(はしか)

麻疹は合併症を引き起こし、死に至ることもある深刻な感染症です。

空気感染する感染症であり、麻疹の方がいた部屋の空気中には2時間もウイルスが生き残る可能性があります。

また、感染力は非常に強く、1人が感染すると、その人の近くにいる人の90%までもが感染するといわれています。

症状は、ウイルスに接触してから7~14日後に現れ、高熱、咳、鼻水などです。初期症状の3~5日後に発疹が現れるのが特徴です。

風疹(三日はしか)

風疹も麻疹と同様、死に至ることもある感染症です。飛沫感染や接触感染を起こすことが知られています。

麻疹と症状が似ていますが、麻疹より早く治ることから三日はしかとも呼ばれています。

症状は、発熱、リンパ節の腫れを伴う発疹などですが、感染者の約25%から50%は無症状です。

妊娠初期に風疹に感染すると、死産のリスクがあるほか、先天性風疹症候群(白内障、心臓異常、聴覚障害など)の赤ちゃんが生まれることがあります。

そのため、妊娠の可能性がある方、またその周りの方は感染予防が重要となります。

おたふくかぜ
(流行性耳下腺炎、ムンプス)

おたふくかぜは耳下腺の腫れが特徴の感染症です。飛沫感染、接触感染が感染経路です。

症状は、2~3週間の潜伏期間を経て発熱、頭痛、両側の耳下腺の腫れや痛みが出現します。大人は子どもよりも重症化しやすく、脳炎や卵巣炎、精巣炎、難聴などの合併症のリスクがあります。

ワクチンの接種対象となる方

ワクチン接種の対象となる方は、次の通りです。

B型肝炎については、近年性交渉による感染が増加しています。成人の感染は、針刺し事故などを除き、ほとんどが性行為による感染と言われています。

キスやオーラルセックスによっても感染する可能性があり、感染しても症状が出ないことも多いため、感染者自身がウイルスを持っていることに気付かずに、知らないうちに他人に感染させてしまうこともあります。

対象となる方

A型肝炎/B型肝炎ワクチン:

・複数の性的パートナーを持つ方(オーラルセックスを含む)

・B型肝炎の方のセックスパートナーがいる方、同居家族

・海外への渡航予定がある方

・医療関係者 など

淋菌ワクチン:

・以前に淋病や他の性感染症にかかったことのある方

・淋病治療の第一選択薬(セフトリアキソン)にアレルギーのある方

・複数のセックスパートナーがいる方

・CSW(風俗業界、AV業界等で働く方)の方など、特に感染機会の多い方

HPVワクチン:

・9歳以上の方でHPV感染症のリスクを減らしたい方

(HPVワクチン接種は、陰茎がんや肛門がん等の予防にもなることから、欧米各国では女性だけでなく男性の方の接種も推奨されています)

帯状疱疹ワクチン:

・50歳以上で、帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛を防ぎたい方

・HIV陽性の方

MMRワクチン:

・麻疹・風疹・おたふくワクチンを受けたことがない方、または1回のみの接種の方

・麻疹・風疹・おたふくを患っている方が近くにおられる方

・妊娠に備え風疹などを予防したい方

妊娠初期に風疹に感染すると、死産のリスクがあるほか、先天性風疹症候群(白内障、心臓異常、聴覚障害など)の赤ちゃんが生まれることがあります。

HPV感染によって引き起こされるがんは様々で、がんを予防したい方、イボ(尖圭コンジローマ)を予防したい方は接種をおすすめしています。

HPV感染で起こるがん

男性器:陰茎がん

女性器:子宮頸がん、外陰がん、膣がん

共通:中咽頭がん、肛門がん

ワクチンの効果

当院で扱っているワクチンの効果は、以下の通りです。

A型肝炎ワクチン

国産ワクチン(エイムゲン®)は安全で効果が高いワクチンの1つです。3回の接種でほぼ100%の抗体獲得が期待できます。3回接種するとその後約5年は効果が持続し、感染リスクがある場合は 10〜20年ごとの追加接種(1回)が推奨されます。

B型肝炎ワクチン

国産B型肝炎ウイルス(ビームゲン®)を接種することによって獲得した免疫は、少なくとも15年間は持続することが確認されています。接種年齢が高くなるにつれて効果は低くなり、例えば40歳過ぎでワクチンにより免疫を獲得できるのは約8割と言われています。

ワクチンの効果は国にも認められており、2016年からは乳幼児の定期接種の対象となっています。

一方、2016年3月31日以前に生まれた方は定期接種は受けていないため、ワクチンを接種していないことになります。(ご自身で任意接種をされた方を除く)

淋菌ワクチン

淋菌ワクチンの投与により、淋病を51%予防できると報告されています。梅毒・淋病・クラミジアはDoxy PEPという飲み薬を使用することでも予防できることが知られており、Doxy PEPと淋菌ワクチンを併用することで、さらに高い予防率が期待できます。


HPVワクチン

現状、HPVに感染した場合の治療薬はありません。そのため、ワクチン接種で予防することが有効です。

アメリカのCDC(疾病対策予防センター)が発表した内容では、13歳〜19歳の女子の子宮頸がんの発病例が83%も減少し、20歳から24歳でも66%減少しました。

また、10代〜20代の女子の子宮頸がん検診で前癌病変が減少しました。

男女の性器・肛門の尖圭コンジローマもどの年代でも著しく減少しており、男性のHPVワクチン接種も進められています。

男性のHPVワクチン接種

HPVワクチンの接種は、女性だけでなく男性に対しても非常に効果があります

主に、下記2点の効果が期待できます。

・男性本人のHPV感染による病気の予防(コンジローマ、陰茎などの癌)

・自分が感染源とならないことで、パートナーのHPV感染症のリスクを抑える

HPVワクチンを接種することは、ご自身とパートナーを守ることに繋がります!

帯状疱疹ワクチン

当院では、不活化ワクチンのシングリックスを取り扱っています。

シングリックスを2回接種した場合、50歳以上の場合、帯状疱疹の発症を50歳以上で97.2%、神経痛の発症を100%抑えることができるとの研究結果がでており、効果が極めて高いワクチンとなります。


種類不活化ワクチン
帯状疱疹発症
抑制効果
50歳以上:97.2%
70歳以上:89.8%
神経痛
抑制効果
50歳以上:100%
70歳以上:85.5%
効果の持続9年以上
MMRワクチン

国産ワクチンは麻疹・風疹の2種混合ワクチン(MRワクチン)が主流となっており、おたふくかぜを含めた三種混合のワクチン(MMRワクチン)はありません。

しかし、アメリカやカナダ、オーストラリアなど100か国以の国では3種混合のワクチンが主流となっており、効果と安全性が認められています。

そのため、当院では3種混合の輸入ワクチンを取り扱っています。

効果については、1回接種により麻疹93%、風疹97%、おたふくかぜ78%、2回接種すると、麻疹97%、おたふくかぜ88%の予防効果があるといわれています。

費用と接種スケジュール

各ワクチンの接種費用とスケジュールは下記の通りです。

ワクチンはすべて自由診療での処方となります。

A型肝炎ワクチン

費用:1回あたり8,000円(税込)

接種回数:3回

スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後

初回接種後、1ヶ月後と6ヶ月後の合計3回接種することで約5年間は効果が持続します。その後は抗体価が下がるため、感染リスクがある場合は5~10年ごとの追加接種(1回)が推奨されています。

B型肝炎ワクチン

費用:1回あたり7,000円(税込)

接種回数:3回

スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後

獲得した免疫は、少なくとも15年間は持続することが確認されています。接種年齢が高くなるにつれて効果は低くなり、例えば40歳過ぎでワクチンにより免疫を獲得できるのは約8割と言われています。

3回接種後1〜2か月経過してから抗体検査を実施し、抗体反応が出なければ追加接種を行うこともあります。

A型・B型肝炎混合ワクチン

費用:1回あたり13,000円(税込)

接種回数:3回

スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後


淋菌ワクチン

費用:1回あたり26,000円(税込)

接種回数:2回

スケジュール:初回、1ヶ月後

Doxy PEPと併用することで、淋菌に対してより高い予防効果が得られると考えられています。


HPV9価ワクチン

費用:1回あたり33,000円(税込)

接種回数:3回(または2回)

スケジュール:初回、2ヶ月後、6ヶ月後(または初回、6ヶ月後)


HPV9価ワクチンは、3回接種を受けなくても十分な効果が期待できると報告されています。(詳しくはこちら

当院では2回のみの接種も推奨しています。

「9価」って何?

HPVワクチンは、2価・4価・9価と3種類ありますが、これは予防できる型の数を表しています。

HPVには180種類以上の型があり、感染した型によって発病する可能性のある病気は異なります。

当院では、

・尖圭コンジローマの予防は、4価と9価のワクチン接種で可能

・9価は4価に比べ、がんや尖圭コンジローマの予防効果が格段に高い(4価:60%程度、9価:90%程度)

ことから9価のHPVワクチンを採用しています。

帯状疱疹ワクチン

費用:1回あたり22,000円(税込)

接種回数:2回

スケジュール:初回、2ヶ月後


MMRワクチン
(新三種混合ワクチン)

内容:麻疹・風疹・おたふくの混合ワクチン

費用:1回あたり10,000円*(税込)

接種回数:1回または2回

接種スケジュール:初回、1か月後

注意:

・ワクチン接種によりアレルギー反応を起こしたことがある方は必ず医師に相談してください。

・妊娠している、妊娠の可能性がある場合は接種できません。

・HIV陽性者の方は必ず医師に相談してください。



他のワクチンとの同時期接種

MMRワクチンは生ワクチンであるため、「注射生ワクチン」の接種をさらに行いたい場合は、接種後27日以上の間隔を置く必要があります。

MMRワクチンを接種した場合でも、「経口生ワクチン」や「不活化ワクチン」は同時に接種が可能です。

他のワクチンを同時期に接種する場合、特に制限はございませんのでご安心ください。

当院で取り扱っている生ワクチンはMMRワクチンのみですので、同日に複数のワクチン接種が可能です。

図は、厚生労働省サイトのワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせから引用

詳しくは、厚生労働省のこちらのページをご参照ください。

ワクチンの種類

注射生ワクチン:麻しん風しん混合ワクチン・水痘ワクチン・BCGワクチン・おたふくかぜワクチンなど

経口生ワクチン:ロタウイルスワクチンなど

不活化ワクチン:ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・四種混合ワクチン・日本脳炎ワクチン・季節性インフルエンザワクチンなど

診察の流れ

当院でのワクチン接種のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、ワクチン接種可否を検討します。

step2

ワクチン接種・会計

ワクチン接種を行い、会計を行います。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしでワクチン接種が可能です(診察費用も不要です) 。

ED治療薬

ED(勃起不全:Erectile Dysfunction)とは、性交時に十分に勃起しない・維持できないことで、満足な性交が得られない状態のことを言います。

日本には、1,000万人以上の人がEDで悩んでいると言われ、最近では10〜20代の方も増えてきています。

ED治療薬は、勃起を助ける血管拡張剤ですので、服用しても性的刺激がなければ勃起は起こりませんし、性的刺激が無くなったり射精した後には、通常の場合と同様に勃起は収まります。

催淫作用はありませんので、性欲を高めたり、性的刺激を強める効果もありませんので安心して使用できます。

ED治療薬の選び方のコツなどは、ブログに掲載しておりますのでぜひご覧ください!

EDの原因

EDの原因は、大きく4つ考えられています。

心因性ED:精神的ストレス等が原因

20〜40代の比較的若い方に多く見られます。

精神的なストレス(例えば、仕事上や家庭内のストレス、妊活によるプレッシャー、性交がうまくいかなかったときのトラウマなど)が原因となり、性的な興奮がうまく伝わらず、EDを引き起こします。

心因性EDは体に異常がないことが多いので、ED治療薬の効果が現れやすいと言えます。

器質性ED:血管や神経の障害が原因

50代以上の方に多く見られます。

加齢や生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症など)によって動脈硬化(血管が固くなる症状)が進行し、血液が十分に海綿体に流れ込まなくなり、EDを引き起こします。

ED治療薬を服用することで血流が改善し、EDが改善されることが期待できます。

混合性ED:複数の要因が関係する

50代以上の方に多く見られます。

血管や神経の障害のほか、精神的なストレス等の複合要因により、EDを引き起こします。

原因が様々ですので、患者様ごとにあった治療方法を提案します。ED治療薬の効果も期待できる可能性があります。

薬剤性ED:特定の薬が原因

一部の薬剤には、EDの原因となるものがあります。

新しい薬剤を始めてから変わったことがある方や薬の種類や量が多い方は、医師にご相談ください。

・中枢神経に作用する薬:解熱・消炎鎮痛剤、抗うつ薬、睡眠鎮静薬などの向精神薬

・末梢神経に作用する薬:筋弛緩薬、麻酔薬、抗コリン薬

・循環器系に作用する薬:不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症用剤

・消化管に作用する薬:消化性潰瘍治療薬、抗コリン薬、鎮けい薬

ED治療薬の対象となる方

ED治療薬の対象となるのは、ED(勃起不全)の症状のある方です。

「たまに勃起しない程度」「勃起できるか不安」など、勃起に対する不安があれば十分治療対象となります。

薬の種類

当院では、バイアグラ(シルデナフィル)、バルデナフィル、シアリス(タダラフィル)、アバナフィルの6種類を取り扱っています。

各治療薬の特徴に合わせて、使いやすいED治療薬を選択します。

自分に合ったED治療薬を色々試して探したいという方のために、お得なお試しセットも用意しております。

バイアグラ
(シルデナフィル)

おすすめな人:他のED薬では、あまり硬くならなかった人

特徴:短時間で作用があり、短時間で効き目が無くなります。

食事:食事と一緒にとると効果が半減してしまうため、食前30分前服用がおすすめです。

効果が現れるまで:30分~1時間程度

作用時間:4~5時間程度

実際の処方の例

・他のED治療薬を試したが、効果がなく、飲んでから早く効果を実感したい方

・以前からずっとバイアグラ(シルデナフィル)を使用しており、副作用もないので、そのまま服用を続けたい方

・水なしで飲める製剤(バイアグラODフィルム)が欲しい方

バルデナフィル

おすすめな人:とにかく早く・硬く勃起したい人

特徴:吸収が早く、即効性が高く、硬さも3種類の中で一番です。

食事:食事と一緒にとっても問題ありませんが、30分前に服用するとより効果があります。空腹時は15分程度で効果が出はじめます。

効果が現れるまで:20分~1時間程度

作用時間:5~10時間程度

実際の処方の例

・ED治療薬の効果をすぐに実感したく、勃起力が高いものを選択したい方

・性行為中、ずっと挿入側で勃起を維持したい方や中折れ(挿入中に萎えてしまうこと)を防ぎたい方

・飲んでからすぐに効果を感じたいが、食事やお酒の後に性行為をする可能性がある方(バルデナフィルも食事や飲酒の効果を受けますが、シルデナフィルよりは受けにくいです)

シアリス
(タダラフィル)

おすすめな人:1日のうちどこでセックスするかわからない人、食事の後にセックスするタイミングが多い人

特徴:他と比べてマイルドで自然な効果が期待できます。長時間作用する上に、副作用が少なめです。

食事:食事と一緒にとっても問題ありませんが、空腹で使用する方が効果があります。

効果が現れるまで:1~3時間程度

作用時間:20~36時間程度

実際の処方の例

・性行為が食事や飲酒の後に行うことが多い方

・性行為をする時間が決まっておらず、いつ性行為があっても効果を実感したい方(旅行中やパートナーが遠方にいて、性行為の時間が読めないなど)

・性行為中、必ずしも挿入側でない(リバやウケなど)ことがあるが、行為中に勃起しやすくしたい方

アバナフィル

おすすめな人:早く・硬く勃起したい人、食事の時間を気にせず服用したい人、効果を感じたいが副作用が気になる人

特徴:第4のED治療薬と呼ばれ、効果が強い上、食事の影響を受けにくく、副作用が少なめです。

食事:食事と一緒にとっても問題ありませんが、空腹で使用する方が効果があります。

効果が現れるまで:15~30分程度

作用時間:5~6時間程度

実際の処方の例

・バルデナフィルとタダラフィルのメリットをどちらも感じつつ、費用を抑えてED治療薬を使いたい方

・性行為中、ずっと挿入側で勃起を維持したい方や中折れ(挿入中に萎えてしまうこと)を防ぎたい方

・飲んでからすぐに効果を感じたいが、食事やお酒の後に性行為をする可能性がある方(バイアグラ、バルデナフィルよりも食事やお酒の影響を受けにくいです)

薬の副作用と注意

ED治療薬の副作用および注意は、次の通りです。

副作用

ほてり、頭痛、動機、鼻づまり、目の充血

シアリス(タダラフィル)は副作用の頻度が他と比べて少なめです。

注意

硝酸剤内服中、不整脈治療中、透析中、心筋梗塞の既往、高血圧、低血圧、高齢者(65歳以上)は注意が必要ですので、医師とご相談ください。

費用

各ED治療薬の費用と特徴は、表のとおりです。

ED治療薬はすべて自由診療での処方となります。

自分に合ったED治療薬を色々試して探したいという方のために、お試しセットも用意しております。

薬品名規格費用(税込)
(先発品)バイアグラ
(後発品)シルデナフィル
バイアグラ50mg1錠 1,600円/10錠 14,000円
バイアグラODフィルム50mg1錠 1,200円/10錠 11,000円
シルデナフィル50mg1錠 1,000円/10錠 9,000円
(先発品)レビトラ
(後発品)パルデナフィル
*レビトラは取り扱いなし
バルデナフィル10mg1錠 1,500円/10錠 13,000円
バルデナフィル20mg1錠 1,700円/10錠 15,000円
(先発品)シアリス
(後発品)タダラフィル
シアリス10mg1錠 1,800円/10錠 14,000円
シアリス20mg1錠 2,000円/10錠 18,000円
タダラフィル10mg1錠 1,400円/10錠 12,000円
タダラフィル20mg1錠 1,600円/10錠 14,000円
(先発品)ステンドラ
(後発品)アバナフィル
*ステンドラは取り扱いなし
アバナフィル100mg1錠 1,100円/10錠 9,000円
アバナフィル200mg1錠 1,200円/10錠 10,000円
お試しセットタダラフィル10mg+
バルデナフィル10mg+
シルデナフィル50mg
3,400円
タダラフィル10mg+
バルデナフィル10mg+
シルデナフィル50mg+
アバナフィル100mg
4,000円

診察の流れ

当院でのED治療薬処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、合う薬を検討します。

step2

処方・会計

受付で、ED治療薬をお渡しします。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

早漏治療薬

早漏は、本人やパートナーが期待する時間よりも早く射精してしまう状態を指します。

日本国内の男性の3.5人に1人が早漏で悩んでいるというデータもあり、多くの人が持つ悩みです。

早漏治療薬に関する詳しい説明は、ブログに掲載しておりますのでぜひご覧ください!

早漏の原因

早漏の原因は、大きく3つ考えられています。

過敏性早漏

ペニスやその周りの神経が敏感で、意図しない少しの刺激で射精しやすくなります。

性的な興奮が脳に性的刺激が伝わる前に射精中枢が反応してしまうためです。

勃起力・性欲の強い比較的若い人(10~20代)がなりやすい傾向にあります。

心因性早漏

性行為に対するストレスやトラウマによって、交感神経が活発となり射精しやすくなります。

仕事や人間関係などのストレスが原因となることがあります。

自信のなさや緊張・不安から、射精のタイミングがコントロール出来なくなる症状です。

衰弱性早漏

加齢により、男性ホルモン(テストステロン)の減少が起こることで、筋肉量が低下します。

射精をコントロールする筋力が弱まることで射精しやすくなります。

衰弱性早漏の多くは、男性ホルモンの分泌量が低下する40~60代の方に見られます。

衰弱性早漏の症状の場合、ED(勃起不全)を併発している場合があります。

早漏治療薬の対象となる方

早漏治療薬の対象となるのは、次の方です。

早漏は、挿入から射精までの時間だけでなく、ストレスを感じている場合も治療の対象となります。

対象となる方

射精が早いことに、ご自身やパートナーがストレスや苦痛を感じている方

薬の種類

ダポキセチンという成分が交感神経を鎮め、脳の過剰な興奮を抑えることで射精時間を延長させる効果があります。

早漏治療薬は国内では未承認の薬剤ですが、世界50か国以上で認可されています。

ED治療薬を服用することで勃起時の硬さが強まり、射精までの時間を延長させることが期待できます。

薬の副作用と注意

早漏治療薬の副作用および注意は、次の通りです。

副作用

吐き気、めまい、頭痛、口の渇き など

注意

心臓や肝臓に持病がある場合、抗うつ剤を服用している場合は、医師にご相談ください。

費用

早漏治療薬の費用は、表のとおりです。

早漏治療薬はすべて自由診療での処方となります。

薬品名規格費用(税込)
ダポキセチン60mg1錠900円
5錠4,000円
15錠11,000円

早漏の原因が複数の要因による場合は、ED治療薬と合わせて服用することで、合わせて服用することでより効果が出ることも期待できます。

早漏治療薬もED治療薬も依存性はありませんので、安全に使用・併用することができます。

診察の流れ

当院での早漏治療薬処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、合う薬を検討します。

step2

処方・会計

受付で、早漏治療薬をお渡しします。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

AGA治療薬

AGA(男性型脱毛症:Androgenetic Alopecia)は、主に額の生え際や頭頂部のつむじ周辺から抜け毛が起こり、時間をかけて少しずつ薄毛が進行していくのが特徴です。

AGAを発症した場合、自然に薄毛の進行を食い止めることができないため、早い段階から治療を始めることが推奨されています。

FAGA(Female Androgenetic Alopecia:女性型男性型脱毛症)は「女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位になることで起こる脱毛症」のことを指し、近年注目されている女性の薄毛や脱毛の原因と言われています。ミノキシジルやスピロノラクトンの効果が期待できます

AGA治療薬は、3ヶ月・6ヶ月セットがお得です。複数の薬剤を購入される方におすすめのセット料金もございます。

対象となる方

・家系に薄毛の人がいる

・朝起きると、枕に抜け毛が落ちていることがある

・生え際や頭頂部あたりが薄くなってきた

AGAの原因

AGAは悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が、頭皮にある男性ホルモン受容体と結合することによって発症します。

悪玉男性ホルモン(DHT)と男性ホルモン受容体が結合してしまうと、前頭部や頭頂部などの毛母細胞の分裂が抑制されてしまい、ヘアサイクルにおける成長期を短縮させてしまいます。

結果的に、髪の毛は十分に育たないまま退行期を迎え、薄毛や抜け毛が起こります。

AGAの治療

AGAの治療には、悪玉男性ホルモン(DHT)を抑える必要があります。

DHTは、テストステロン(男性ホルモン)が5αリダクターゼという酵素によって変化して出てきます。

DHTを抑えるには、この酵素(5αリダクターゼ)を阻害する治療(内服薬・外用薬)を行うことになります。

フィナステリド・デュタステリドは5αリダクターゼに作用し、ヘアサイクルを正常な状態に戻し、髪の毛が太く長く成長できるような環境に整える効果があります。

ミノキシジルは、インスリン様成長因子1(IGF-1)や・血管内皮細胞増殖因子(VEGF)といった細胞の成長や発達、毛細血管の新生の促進を促す物質が作られるのをサポートする効果があります。

これらの働きにより、毛母細胞が活性化され、育毛や発毛に効果が期待できます。

当院では、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルの3つの薬剤を用意しております。

薬の種類

当院で扱っている薬剤は、以下の通りです。

AGA治療薬はすべて自由診療での処方となります。

フィナステリド

効果:ヘアサイクルを正常な状態に戻し、髪の毛が太く長く成長できるようになります。

副作用:初期脱毛・性欲減退・勃起機能障害(ED)

用法用量:1日1回1錠

費用(税込)

1ヶ月分:4,000円

3ヶ月分:10,500円(3,500円/月)

6ヶ月分:18,000円(3,000円/月)

デュタステリド

効果:5αリダクターゼ(II型)に対する薬理作用や増毛効果がフィナステリドの3倍と言われています。

副作用:初期脱毛・性欲減退・勃起機能障害(ED)

用法用量:1日1回1錠

費用(税込)

1ヶ月分:5,000円

3ヶ月分:13,500円(4,500円/月)

6ヶ月分:24,000円(4,000円/月)

ミノキシジル(飲み薬)

製品:ミノキシジル5mg(MINOXIHEART)

効果:髪を生み出す毛母細胞の分裂を促し、頭皮への血流を促して毛母細胞に栄養を運ぶことで、髪が成長しやすくなります。

副作用:初期脱毛・初期脱毛・頭皮の発疹・皮膚症状(発赤・かゆみ・かぶれ)・多毛・血圧低下

用法用量:1回1回半錠~1錠

費用(税込)

1ヶ月分:4,000円

3ヶ月分:10,500円(3,500円/月)

6ヶ月分:18,000円(3,000円/月)

ミノキシジル(塗り薬)

製品:ミノキシジル配合外用液5%(富士化学工業、第1類医薬品)

効果:髪を生み出す毛母細胞の分裂を促し、頭皮への血流を促して毛母細胞に栄養を運ぶことで、髪が成長しやすくなります。

副作用:初期脱毛・頭皮の発疹・皮膚症状(発赤・かゆみ・かぶれ)

用法用量:1回1mlを1日2回、髪の毛の薄い部分に塗布

費用(税込)

1ヶ月分:5,000円

3ヶ月分:13,500円(4,500円/月)

6ヶ月分:24,000円(4,000円/月)

女性用ミノキシジル(塗り薬)

製品:ミノキシジル配合外用液1%(富士化学工業、第1類医薬品)

特徴:女性の薄毛や脱毛は年齢やストレス、生活習慣などが原因で起こると言われています。女性用ミノキシジルは、女性に特化した育毛および脱毛の進行予防、壮年期の脱毛症にも効果があります。

効果:髪を生み出す毛母細胞の分裂を促し、頭皮への血流を促して毛母細胞に栄養を運ぶことで、髪が成長しやすくなります。

副作用:初期脱毛・頭皮の発疹・皮膚症状(発赤・かゆみ・かぶれ)

用法用量:1回1mlを1日2回、髪の毛の薄い部分に塗布

費用(税込)

1ヶ月分:4,500円

3ヶ月分:12,000円(4,000円/月)

6ヶ月分:22,000円(3,667円/月)

お得なセット料金

当院では、脱毛予防や発毛促進をより安価に開始・継続できるように、お得なセット料金を用意しております。

フィナステリドやデュタステリドは「抜け毛を予防し、髪の毛を強くする」薬、ミノキシジルは「髪の毛を成長させる」薬と説明されます。

ミノキシジルを使用する場合、フィナステリドやデュタステリドと一緒に使用しないと、発毛サイクルが正常化しないまま抜け毛が多くなってしまいます。

ミノキシジルを使用することにより、フィナステリドやデュタステリド単体よりも、脱毛予防だけでなく発毛促進も相乗効果があるためセットで使用するのがおすすめです。

フィナステリドセット

内容:フィナステリド(飲み薬)に加えて、ミノキシジル(塗り薬・飲み薬)をセットで処方することでお得に脱毛や発毛促進ができます。

こんな人におすすめ:AGAが気になっている方や予防を始めたい方、抜け毛や髪の質などが気になっている方 など

フィナステリド+ミノキシジル飲み薬

1ヶ月分:7,000円
【通常より1,000円お得】

3ヶ月分:18,000円(6,000円/月)
【通常より3,000円お得】

6ヶ月分:30,000円(5,000円/月)
【通常より6,000円お得】

フィナステリド+ミノキシジル塗り薬

1ヶ月分:8,000円
【通常より1,000円お得】

3ヶ月分:22,500円(7,500円/月)
【通常より1,500円お得】

6ヶ月分:40,000円(6,667円/月)
【通常より2,000円お得】

フィナステリド+ミノキシジル飲み薬+ミノキシジル塗り薬

1ヶ月分:11,000円
【通常より2,000円お得】

3ヶ月分:30,000円(10,000円/月)
【通常より4,500円お得】

6ヶ月分:52,000円(8,667円/月)
【通常より8,000円お得】

デュタステリドセット

内容:デュタステリド(飲み薬)に加えて、ミノキシジル(飲み薬・塗り薬)をセットで処方することでお得に脱毛や発毛促進ができます。フィナステリドに比べ、さらに強力なAGA治療が可能です。

こんな人におすすめ:AGAの予防だけでなく治療をしっかり始めたい方、AGAの治療中で1剤の治療では効果が乏しい方 など

デュタステリド+ミノキシジル飲み薬

1ヶ月分:8,000円
【通常より1,000円お得】

3ヶ月分:21,000円(7,000円/月)
【通常より3,000円お得】

6ヶ月分:36,000円(6,000円/月)
【通常より6,000円お得】

デュタステリド+ミノキシジル塗り薬

1ヶ月分:9,000円
【通常より1,000円お得】

3ヶ月分:25,500円(8,500円/月)
【通常より1,500円お得】

6ヶ月分:46,000円(7,667円/月)
【通常より2,000円お得】

デュタステリド+ミノキシジル飲み薬+ミノキシジル塗り薬

1ヶ月分:12,000円
【通常より2,000円お得】

3ヶ月分:33,000円(11,000円/月)
【通常より4,500円お得】

6ヶ月分:58,000円(9,667円/月)
【通常より8,000円お得】

薬の副作用と注意

フィナステリドの副作用は、次の通りです。

副作用

性機能障害(ED勃起機能不全や射精障害、性欲の低下、精液量の減少等)などの男性機能低下、肝機能障害など

EDなどの副作用に関しては、危険性は低いといわれていますが、副作用が現れる可能性はゼロではありません。

服用後に異常を感じた場合は、医師にご相談ください。

デュタステリドの副作用は、次の通りです。

副作用

性機能障害(ED勃起機能不全や射精障害、性欲の低下等)

蕁麻疹やアレルギー反応、頭痛、抑うつ気分、乳房障害、腹部不快感などは1%未満で発生すると言われています。

重篤な副作用として、肝機能障害や黄疸などが引き起こされたというケースもあります。

EDなどの副作用に関しては、危険性は低いといわれていますが、副作用が現れる可能性はゼロではありません。

服用後に異常を感じた場合は、医師にご相談ください。

ミノキシジル(飲み薬)の副作用は、次の通りです。

副作用

初期脱毛・頭皮の発疹・皮膚症状(発赤・かゆみ・かぶれ)などが報告されています。

ミノキシジルの飲み薬は、全身に効果が及ぶため、毛が濃くなる(多毛)や血圧低下が報告されています。

まれに、頭痛やめまい、手足のむくみなどが起こるケースもあります。

重篤な副作用として、肝機能障害が引き起こされたというケースもあります。

外用後に異常を感じた場合は、医師にご相談ください。

ミノキシジル(塗り薬)の副作用は、次の通りです。

副作用

初期脱毛・頭皮の発疹・皮膚症状(発赤・かゆみ・かぶれ)などが報告されています。

まれに、頭痛やめまい、手足のむくみなどが起こるケースもあります。

重篤な副作用として、肝機能障害が引き起こされたというケースもあります。

外用後に異常を感じた場合は、医師にご相談ください。

フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルに関する使用上の注意点は、次の通りです。

注意

用法用量を守って服用してください。もし服用を忘れてしまったとしても、2回分を同時に服用することは血中濃度が上がり危険ですので、やめてください。

原則、フィナステリドやデュタステリドは女性への投与は認められていません。皮膚からも吸収されるため、女性の方は直接触れることがないよう注意しましょう。

ミノキシジルは男女ともに使用できますが、女性の場合、妊娠による脱毛や抗がん剤治療、頭皮に傷が生じるような皮膚疾患による脱毛には効果がありません。

治療を始めたばかりの時期に抜け毛が増えるというケースがあります。

これは「初期脱毛」と呼ばれる症状ですので心配する必要はありません。

休止期の髪が抜け落ち、新しく健康な髪が発毛するための準備期間と考えられ、ヘアサイクルを正常化するための過程のひとつですので服用を続けてください。

診察の流れ

当院でのAGA治療薬処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、合う薬を検討します。

step2

処方・会計

受付で、AGA治療薬をお渡しします。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

ピル・ミニピル

女性が自分の意思でコントロールできる避妊方法です。

正しく飲んでいれば、失敗率(妊娠率)は0.1%であり、高確率で避妊できます。

避妊の他に、次のような効果もあります。

月経移動

旅行やイベント、試験等のために生理をずらすことができます。

生理不順の改善

ほぼ28日周期で規則的に月経がきます。

生理痛や過多月経の軽減

経血量が減り、生理痛が楽になります。

月経前症候群(PMS)の軽減

ホルモン分泌の変動をコントロールすることで、月経前のイライラ・乳房の張り・手足や顔のむくみ等を緩和します。

子宮内膜症の治療、にきびの改善、卵巣がん、子宮体がんの発症率の低下等にも効果があります。

ピルの対象となる方

ピルには、先述のような効果があるため、次のような方が服用の対象になります。

対象となる方

・避妊したい方

・月経を移動したい方

・月経前症候群(PMS)の症状を緩和したい方

・生理痛や生理不順を改善/軽減したい方

副作用

ピルの重篤な副作用として、血栓症(血管の中で血液が固まる病気)のリスクがピルを服用していない人に比べて、2〜3倍発症率が高まります。

血栓症は、妊娠や出産の時期にピルを内服していない方でもリスクが上昇します(ホルモンバランスが変化するため)。

ピルの血栓症のリスクは、妊娠中の血栓リスクに比べかなり低いことがわかっています。

ただし、タバコを吸っている人は血栓症のリスクが高まりますので、禁煙をお願いしています。

当院では副作用の少ないミニピル(卵胞ホルモンを含まないピル)をご用意しております。

喫煙中・授乳中など低用量ピルの内服が推奨されない方でも内服できるお薬ですので、ご希望の方は医師とお気軽にご相談ください。

血栓症の初期症状

ふくらはぎの痛み、腫れ、しびれ(片方のみのことが多い)、胸の痛み、息切れ、失神、めまい、頭痛、ろれつがまわらない等

費用

当院のピル・ミニピルの費用は、以下の通りです。

ピル・ミニピルはすべて自由診療での処方となります。

種類薬品名費用(1シート分、税込)
ピルマーベロン282,300円
トリキュラー282,300円
ファボワール282,000円
プラノバール211,700円
ミニピルセラゼッタ1箱:3,000円
3箱:8,000円
6箱:15,000円

診察の流れ

当院でのピル処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と説明、診察、採血(初回のみ)

step2

内服方法やピル・ミニピルの説明(初回のみ)

step3

処方・会計

受付で、ピル・ミニピルをお渡しします。初回は診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしでピル・ミニピル薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

アフターピル(緊急避妊薬)

妊娠を望んでいないにもかかわらず、妊娠の可能性がある性交があった場合、緊急避妊薬で妊娠を阻止できる場合があります。

避妊に失敗した場合は、なるべく早く医療機関を受診してください。

ピルの処方に保険証や親の同意は不要、未成年でも処方可能です。

アフターピルの対象となる方

アフターピル(緊急避妊薬)を飲む対象になるのは、主に次のような方です。

対象となる方

・避妊したい方

・コンドームをしたのに、外れたり破れたりしてしまった方

・ピルをのみ忘れたまま性交してしまった方

・性暴力被害にあった方

・その他望まない妊娠を防ぎたい方

当院で処方するアフターピルの中でも、Ella(エラ)は性交後120時間以内であれば使用することが可能です。

薬の種類と費用

当院で処方してる緊急避妊薬は、下記の3種類です。

いずれの薬も、有効成分である黄体ホルモンの作用によって排卵を抑制することで妊娠を防ぎます。

さらに、子宮内膜の増殖を抑制することで、受精卵ができても着床を防いで妊娠を防止します。

料金は、診察費用が別途かかります。アフターピルはすべて自由診療での処方となります。

Ella(エラ)

費用:8,800円(1回1錠)

服用時期性行為後120時間(5日間)以内に1回1錠の服用で98.9%の避妊効果

BMI*:すべての方で使用可能

その他:米国FDA(アメリカ食品医薬品局)承認の緊急避妊薬で、海外では主流の緊急避妊薬です。性行為後5日間は効果があり、吐き気も少ないことが特徴です。有効成分「ウリプリスタル酢酸エステル(黄体ホルモン)」は、子宮筋腫の治療薬としても使用されています。

ノルレボ(先発品)

費用:14,000円(1回1錠)

服用時期:性行為後72時間(3日間)以内に1回1錠の服用で避妊効果

BMI*:30未満の方のみ使用可能

その他:厚生労働省承認の緊急避妊薬

レボノルゲストレル

費用:8,800円(1回1錠)

服用時期:性行為後72時間(3日間)以内に1回1錠の服用で避妊効果

BMI*:30未満の方のみ使用可能

その他:厚生労働省承認の緊急避妊薬

*BMI = 体重[kg] ÷ (身長[m])²

薬の副作用と注意

緊急避妊薬の副作用は、ほとんどありません。まれに、吐き気、頭痛、腹痛、不正出血が見られることがあります。

ご希望の方には、吐き気止めの処方も合わせて行っています。

3時間以内に嘔吐した場合は、もう1錠の服用が必要です。

万が一の嘔吐が心配な方は、同時に2錠(1錠は使用、1錠は嘔吐した場合の予備)処方することも可能ですので、ご相談ください。

緊急避妊薬を服用してはいけない人は以下のような方です。

緊急避妊薬を服用できない方

・本剤の成分に対しアレルギーのある方

・妊娠中の方

・心臓や肝障害の指摘のある方

・授乳中の方

薬の服用時間

性行為後から緊急避妊薬を推奨する時間が過ぎてしまった場合も、緊急避妊薬を服用することができます。

性行為後から72時間以上でも120時間以内の場合は、エラの適用内です

また、120時間を過ぎて服用した場合にも、性行為後の120時間以内と比べると効果は大きく落ち込んでしまいますが、それでも一定の効果を期待することができますので、医師にご相談ください。

避妊に成功したら

緊急避妊薬を飲んでから3週間以内に生理のような出血があれば、避妊は成功です。

性行為から3週間経過しても月経がない場合は、避妊に失敗している可能性も考えられるので、妊娠検査薬を使用するか病院に行き検査をして妊娠しているか確認するようにしてください。

診察の流れ

当院でのアフターピル処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

step2

内服方法の説明

step3

処方・会計

受付で、アフターピルをお渡しします(診察費用がかかります)。

禁煙治療薬

タバコをやめたい…でも、禁煙できずに困っていませんか?

喫煙をリスクの高いことだと認識していても、タバコに含まれる「ニコチン」に依存的な状態となっており、自分の力ではタバコをやめられない方が非常に多いのが現状です。

また、禁煙治療で使用されている「チャンピックス」という製剤が製造中止となっていたことから、現在禁煙治療のできるクリニックは非常に限られています。

当院では、2種類の禁煙治療を取り扱っており、いつでも禁煙治療に関する相談が可能です。

当院では、禁煙治療は自由診療で行っております。

喫煙の危険性

喫煙は、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、肺がんをはじめとする様々ながんなど多くの疾患の原因になることがわかっています。

近年、喫煙が認知症のリスクを2~3倍も高め、日本人に多いアルツハイマー病、血管性認知症のいずれとも関係があることがわかりました。

また、喫煙者は脳卒中や骨折などのリスクが高く、将来的に要介護の状態になりやすいことも分かっています。

一方、喫煙習慣をやめることは非常に難しいこともわかっています。

タバコに含まれる「ニコチン」という物質は、脳のニコチン受容体に結合し、ドーパミンを大量に放出し、一時的な多幸感を手に入れることができますが、体内のニコチンが切れてしまうと、イライラや落ち着かないといった禁煙の離脱症状が現れてしまいます。

この離脱症状を解消するために、またタバコを吸って落ち着く、という、ニコチン依存症となり、喫煙を続けてしまうことになります。

禁煙治療のメリット

禁煙治療を行うことは、次の3つの大きなメリットがあります。

様々な疾患のリスクを下げる

喫煙による様々な疾患(がんや生活習慣病など)や認知症などのリスクを下げることができます。

継続すれば高い成功率

禁煙治療は、薬剤ごとに決められた治療期間を継続することで、およそ65%程度の成功率であることがわかっています(当院では、チャンピックスジェネリックであるバレニスマートの治療を推奨しております)。

お金の節約になる

1日1箱を吸う方の場合、1箱550円だとすると、年間で約20万円使っていることになります。

例えば、5年禁煙できれば100万円を節約することができます。

当院では、1日450円程度で禁煙治療を開始することが可能です。

お求めやすい2週間または4週間のセットもご用意があります。

禁煙治療の種類

当院では、2種類の禁煙治療を行うことが可能です。

当院では、治療成績が良いバレニスマートを推奨しております。

バレニスマートは12週間で禁煙に成功した場合、さらに12週間お薬を継続することでその後の禁煙継続率が高くなることが知られています。

薬品名チャンピックス後発薬
(バレニスマート)
ニコチネルTTS
種類非ニコチン製剤
(飲み薬)
ニコチン製剤
(貼り薬)
機序ニコチン受容体に作用し、
喫煙時の離脱症状を抑え、
喫煙しても満足感を得られ
ないようにする
皮膚からゆっくりとニコチンを
吸収させることで、
離脱症状を一時的に軽減させる
治療
成功率
約65%約53%
治療期間12〜24週間8週間
使用方法1〜3日目:0.5mgを1日1錠
4〜7日目:0.5mgを1日2錠
8〜最終日:1mgを1日2錠
1〜4週:1日1回30mgを貼付
5〜6週:1日1回20mgを貼付
7〜8週:1日1回10mgを貼付
副作用軽度の吐気・眠気不眠・接触性皮膚炎

禁煙治療の費用

各治療の費用と特徴は、表のとおりです。

当院では、禁煙治療は自由診療で行っております。

初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

薬品名処方内容料金(税込)
チャンピックス
後発薬
(バレニスマート)
プレミアムセット
(24週間)
77,000円
ベーシックセット
(12週間)
40,000円
初回セット*
(4週間)
15,000円
継続セット*
(8週間)
28,000円
ニコチネルTTSベーシックセット
(8週間)
35,000円
初回セット*
(2週間)
10,000円
継続セット*
(6週間)
28,000円

*「初回セット」は副作用などを確かめながら、少量から購入できる商品です。治療継続の際は、「継続セット」をお求めください。

保険診療による禁煙治療

ニコチネルTTSを使用した治療は、条件を満たした方のみ保険診療の適応がある可能性があります。

保険診療による禁煙治療は、下記の通り様々な制約がございますので、適応の可否を医師と直接ご相談ください。

バレニスマートによる保険診療の適応はありません。

禁煙外来の保険適応

以下のすべてに該当する方のみ、ニコチネルTTSによる禁煙外来の適応があります。

・過去1年間で保険による禁煙治療を行っていない

・ニコチン依存症テストが5点以上

・1日の喫煙本数×喫煙年数=200以上(35歳以上の方のみ)

・ただちに禁煙したいと決意している

・全5回(12週間)の禁煙治療を行うことを、文書で同意を得ている

自由診療による
禁煙治療
保険診療による
禁煙治療
診察初回のみ全5回受診
12週間の通院が必要
費用10,000円~
(税込)
約13,000円*
(税込、3割負担)
治療薬バレニスマート
ニコチネルTTS
ニコチネルTTSのみ
処方薬院内で処方
(1回で完結可能)
薬局で受け取り
(通院ごとに処方)
条件特に制限なし様々な制約あり
(上記参照)

*調剤薬局での支払いも含みます。

診察の流れ

当院での禁煙治療薬処方のための診察の流れは以下の通りです。

【自由診療の場合】

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、合う薬を検討します。

step2

処方・会計

受付で、禁煙治療薬をお渡しします。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

【保険診療の場合】

下記すべてのスケジュールを完遂できる方のみが対象となります。

step1

医師の問診と診察

医師とこれまでの治療歴や、問診を行います。医師が、保険適応の可否を判断します。

step2

処方・会計

初回受診時に医師と本人が話し合って禁煙開始日を決定します。

step3

禁煙開始日から2週間後

医師との診察を行い、禁煙治療を継続します。

step4

禁煙開始日から4週間後

医師との診察を行い、禁煙治療を継続します。

step5

禁煙開始日から8週間後

医師との診察を行います。8週目以降の処方はありませんが、禁煙治療を保険で行う場合は必ず診察が必要です。

step6

禁煙開始日から12週間後

医師との診察を行い、禁煙が成功したかを判断します。

よくある質問

バレニスマート(チャンピックスジェネリック)は保険診療で処方可能ですか?

バレニスマートは、海外製のジェネリック薬であり、保険診療の適応外となります。国内の先発薬品であるチャンピックスは、製造中止となっており、現在処方ができない状態であることから、ジェネリック薬品を導入しております。

なぜチャンピックスは国内で製造中止となっているのですか?

ファイザー社のバレニクリン(チャンピックス)はメーカーの出荷制限の影響で、国内での処方が中止されております。「N-ニトロソバレニクリン」が基準値以上検出されたことから、出荷停止となりましたが、当院の処方するジェネリック薬品であるバレ二スマートは、安全性が確認されておりますのでご安心ください。

バレニスマートを12週間続けましたが、今後も禁煙できるか心配です。治療を続けることはできるでしょうか。

バレニスマートは12週間で禁煙に成功した場合、さらに12週間お薬を継続することでその後の禁煙継続率が高くなることが知られています。当院では、24週間の治療を推奨しております。

舌下免疫療法

目がかゆい、鼻水が止まらない…こんな症状が続いていませんか?もしかしたら、スギ花粉やダニによるアレルギーかもしれません。

当院では、スギ花粉とダニに対するアレルギー症状を大きく改善できる舌下免疫療法を行うことができます。

舌下免疫療法は、検査および処方を保険診療で行うことが可能です。

舌下免疫療法を行うためには、「スギ花粉症」または「ダニアレルギー性鼻炎」の確定診断を受けた上で治療を受ける必要があります。

舌下免疫療法とは

舌下免疫療法とは、アレルゲン免疫療法の一つです。アレルギーの原因であるアレルゲンを、少しずつ舌下投与で自分の体に慣らしていくことで、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり、根本的な体質改善を期待することができます。

舌下免疫療法は、これまでの皮下注射による皮下免疫療法のような痛みがなく、自宅で服用ができることから、患者様の負担の少ない方法です。

皮下免疫療法に比べ、アナフィラキシーショックのような全身性副反応が少ない一方、服用量や服用方法、副作用に対する対応などについて、患者様の理解が必要な治療法です。

日本では、舌下免疫療法は、スギ花粉症とダニアレルゲンによる通年性アレルギー性鼻炎のみが保険適用となっています。これらのアレルギー性鼻炎があるかの確定診断を行い、診断後治療を行うことができます。

スギ花粉症とは?

花粉症とは、植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状をおこす疾患です。

スギ花粉が原因となるものを、「スギ花粉症」と言い、およそ日本人の4割近くの人がスギ花粉症と言われています。

ダニアレルギー性鼻炎とは?

通年性アレルギー性鼻炎とは、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が、季節を問わず出現する疾患で、日本人の25%程度の方が通年性アレルギー性鼻炎と言われています。

通年性アレルギー性鼻炎の主な原因は、ダニ、真菌(カビ)、昆虫、ペットの毛などが知られており、ダニが原因となるものを「ダニアレルギー性鼻炎」と言います。

舌下免疫療法の効果

舌下免疫療法を行うことにより、下記のような効果が期待できます。

長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえたりする効果が期待できます。

舌下免疫療法の効果

・くしゃみ、鼻水、鼻づまりの改善

・涙目、目のかゆみの改善

・アレルギー治療薬の減量

・QOL(生活の質)の改善

治療の効果を感じられるまでの目安は、下記を参考にしてください。

効果を感じるまでの期間

スギ花粉症:治療開始後の初めてのスギ花粉飛散シーズンから

ダニアレルギー性鼻炎:治療を開始して数ヵ月後から

いずれの治療でも、治療期間はおよそ3~5年が必要とされています。

舌下免疫療法の副作用

舌下免疫療法は、アレルゲンを舌下投与することから、局所または全身性のアレルギー反応が生じることがあります。

軽微な副作用として、下記のような口まわりを中心とした局所反応が見られることがあります。

副作用

・口の中の浮腫、かゆみ、不快感、異常感

・唇の腫れ

・喉の刺激感、不快感

・耳のかゆみ など

また、重篤な副作用として全身性のアレルギー(アナフィラキシーショック)が生じる可能性がごくまれにあります。

重篤なアレルギー反応が出るタイミングは、下記のように報告されています。

注意すべき時期

・服用後30分程度

・服用開始初期

・(スギ花粉症に対する舌下免疫療法の場合)スギ花粉が飛散している時期

このため、舌下免疫療法の初回投与は、必ず当院にご来院いただき、お薬を飲んで30分院内に滞在していただきます

開始時の注意・服用期間

ここでは、舌下免疫療法の服用の実際と、いくつかの注意点を列挙します。

治療開始前に、必ず診断が必要です

舌下免疫療法を受けるにはスギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎であることの確定診断が必要です。

治療を開始する前に、当院で血清抗体検査を行い、診断を確定致します。

薬は1日1回1錠、舌下投与します

舌下投与後は1分間はつばを飲み込まず、口の中に入れたままにします。

飲んだ後は5分間はうがいをせず、飲食を控えましょう。

スギ花粉症は治療開始ができない時期があります

スギ花粉が飛散している時期(およそ12~5月、地域差あり)は、治療を開始することができません。

ダニアレルギー性鼻炎の治療は、通年を通していつでも可能です。

毎月の受診が必要で、治療期間は3~5年要します

舌下免疫療法は、3~5年にわたり継続して服用する必要があります。

初回の服用は、当院で行い、2日目からは自宅で服用が可能です。

少なくとも1か月に1度の受診が必要で、処方は最大30日です。

費用

舌下免疫療法は、保険診療で診察を行うことが可能です(自費診療でも承ることが可能ですが10割負担となります)。

検査や処方に必要な費用は以下の通りです。

項目費用(税込、3割負担)
初回検査+診察約6,000円
初回・継続処方約500円
(薬局での支払いは除く*

*薬局での費用はおよそ1,500~2,000円/月(3割負担の場合)となります。

診療の流れ

舌下免疫療法は、対面診療のみ検査・治療が可能です。

step1

ご来院後、診察・検査

当日、ご予約の時間にご来院ください。受付で番号をお渡しし、検査や会計などを含めて番号でお呼びいたします。

問診票に基づき、症状の程度などを詳しくお聞きし、舌下免疫療法を希望する場合、血液検査を行います。

step2

結果説明・治療開始日決定

血液検査後、再度医師の診察を受け、舌下免疫療法の適応の可否を判断いたします。

適応がある場合、次回外来を予約し、処方箋をお渡しします。

処方箋は患者様ご自身で、発行日を含めて4日以内に、最寄りの薬局でお薬と交換していただきます。


患者様が希望される薬局で舌下免疫療法に関する薬剤の在庫があるかは、患者様御自身で問い合わせていただく必要がございます。

当院最寄りの薬局での取り扱い店についてもご紹介できますので、スタッフにお声掛けください。

step3

初回治療

前回予約いただいた日時でご来院いただき、初回の服用を院内で行います。

30分院内に滞在いただき、問題がないかチェックの上お帰りいただけます。

step4

継続治療

1か月ごとに、症状やアレルギー反応の有無を確認しながら、継続処方を行います。

治療は、およそ3~5年を要します。

重度のスギ花粉症の方へ

2020年より、重症・最重症のスギ花粉症に対して、2月~5月に抗IgE抗体オマリズマブ(ゾレア®)を皮下注射する治療を行うことができるようになりました。

スギ花粉症による症状が下記のように非常に強い方にとっては、検討する価値の高い治療と考えています。

ゾレア治療が望ましい方

・スギ花粉症によるくしゃみ・鼻みず・鼻づまりといった鼻炎症状がとても強い方

・飲み薬や点鼻薬などでもおさまらず、1日中スギ花粉症で悩んでいる方

・抗ヒスタミン薬の眠気が強く出てしまい、より強力な薬剤に変更・増量できない方

治療対象となる方

・重症または最重症のスギ花粉症で、前年のスギ花粉シーズンに医療機関を受診し、ステロイド点鼻薬、及び抗ヒスタミン薬の飲み薬で治療をしても症状の改善が無かった方。また、その処方内容(お薬手帳やお薬手帳アプリなど)を提示できる方。

*前シーズン、市販の点鼻薬や飲み薬で治療された方は、今シーズンのゾレア治療はできません。

・今年も通常の治療(抗ヒスタミン薬の飲み薬+ステロイド点鼻薬)を1週間以上行ったが効果不十分な方。

・年齢が12歳以上、体重が20〜150kgの範囲内で、スギ花粉に対する血清の総IgE濃度が30〜1,500IU/ml、スギ花粉抗原に対する特異的IgE抗体(血液検査)がクラス3以上の範囲にある方。

治療費の目安

費用はゾレアの薬剤費のみで、3割負担の方で自己負担額が1か月あたり約4,500円〜70,000円かかります。

投与量がその人によって異なるため(体重と血液の総IgE濃度に基づき設定されます)、自己負担額には個人差があります。

その他、受診、採血検査にかかる費用、同時に飲み続ける必要のある抗ヒスタミン薬の処方費がかかります。

詳しくは、下記の製薬会社のサイトをご覧ください。


ゾレアの処方を保険診療で行うためには、初回投与まで3回のご来院が必要です。

3回の間に、①重症花粉症の診断②非特異的/特異的IgE抗体検査③既存治療が効果不十分であることを確認する必要があります。

step1

当日にご来院後、診察・検査

当日、ご予約の時間にご来院ください。受付で番号をお渡しし、検査や会計などを含めて番号でお呼びいたします。

問診にて、重症または最重症のスギ花粉症であるかどうか診断します。前年のスギ花粉シーズンの処方内容が分かるお薬手帳を必ずお持ち下さい。

血液検査を行い、抗ヒスタミン薬の飲み薬とステロイド点鼻薬などを当院から1週間分以上処方します。

step2

結果説明・検査

飲み薬等で効果不十分と判断した場合、ゾレア治療の適応となります。

血液検査の結果と体重で、ゾレアの投与量、投与間隔(2週間ごとまたは4週間ごと)を決め、処方後の血液検査を実施します。

ゾレア投与日を決定します。

step3

初回治療

前回予約いただいた日時でご来院いただき、初回の投与行います。

step4

継続治療

初回投与から2〜4週間後に、再度ゾレア投与を行います。ゾレアによる治療は、スギ花粉が多く飛散する2月~5月のみ可能です。

がんマーカー

当院では、「がん(腫瘍)マーカー」と呼ばれる、がん細胞によって作られるタンパク質などの物質を計測し、がんの早期発見を行うことが可能です。

健康診断と同時に検査を行う場合、特別割引がございます。

がんマーカーの検査時に、同時に生活習慣病を含む包括的な血液検査を行うことも可能です。

がんマーカーとは

がん(腫瘍)マーカー検査とは、血液や尿検査を行うことで、がんの診断の補助や、診断後の経過観察、治療の効果判定などを行うことのできる検査です。

がんマーカーの値は、一般に体の中にあるがんの量が増えると高くなり、減ると低くなると考えられており、このことを利用して、体内のがんの量を推定し、がんの経過や治療の効果などについて調べることができます。

がんの種類によっては、複数のマーカーを組み合わせて検査することもあります。

がん以外の疾患の影響で、加齢や妊娠、月経、飲酒、喫煙、薬の成分などが、がんの量とは無関係にマーカーの値に影響することがあります。また、がんの種類によっては、稀にがんがあっても値が高くならないこともあります。

このため、症状がある場合は、医師とがんマーカー以外の検査を受ける必要があるかを含めてご相談することをお勧めいたします。

主ながんマーカー

がんの種類ごとの主ながんマーカーは以下のとおりです。

主ながんマーカー

甲状腺がん:CEA

肺がん:CYFRA、CEA、ProGRP、NSE、SLXなど

食道がん:SCC、CEA

胃がん:CEA、CA19-9

大腸がん:CEA、CA19-9

肝臓がん(肝細胞がん):AFP、PIVKA-Ⅱなど

胆道がん:CA19-9、CEA

膵臓がん:CA19-9、SPan-1、CEAなど

前立腺がん:PSA

乳がん:CEA、CA15-3

子宮頸がん:SCC、CA125、CEA

卵巣がん:CA125

当院では、患者様のご要望に合わせた複数のセットをご用意しております。

がんマーカーシンプル(5種)

費用:8,000円(税込)(健康診断と同時の場合、7,000円)

こんな人におすすめ:代表的ながんマーカーの検索を行いたい方

含まれているもの:

(男性)CEA・AFP・CA19-9・SCC・PSA

(女性)CEA・AFP・CA19-9・CA125・CA15-3

検索内容:胃・大腸・食道・肝臓・胆道・前立腺・卵巣・子宮

がんマーカーベーシック
(7種)

費用:11,000円(税込)(健康診断と同時の場合、9,000円)

こんな人におすすめ:肺を含む代表的ながんマーカーの検索を行いたい方

含まれているもの:

(男性)CEA・AFP・CA19-9・SCC・PSA・CYFRA・ProGRP

(女性)CEA・AFP・CA19-9・CA125・CA15-3・CYFRA・ProGRP

検索内容:胃・大腸・食道・肝臓・胆道・前立腺・卵巣・子宮・肺

がんマーカープレミアム
(11種)

費用:16,000円(税込)(健康診断と同時の場合、13,000円)

こんな人におすすめ:網羅的にがんマーカーの検索を行いたい方

含まれているもの:

(男性)CEA・AFP・CA19-9・PIVKA-II・SPan-1・SCC・PSA・CYFRA・ProGRP・SLX・NSE

(女性)CEA・AFP・CA19-9・PIVKA-II・SPan-1・CA125・CA15-3・CYFRA・ProGRP・NSE

検索内容:胃・大腸・食道・肝臓・胆道・膵臓・前立腺・卵巣・子宮・乳・肺

肺がんマーカーセット(4種)

費用:7,000円(税込)(健康診断と同時の場合、6,000円)

こんな人におすすめ:特に肺のがんマーカーの検索を行いたい方、喫煙者で肺がんの不安がある方など

含まれているもの:

CYFRA・ProGRP・NSE・SLX

検索内容:

各セットとがんマーカーの対応は、下記の通りになっております。単品で追加することも可能です。

セット*CEAAFPCA19-9SCCPIVKA-IISPan-1PSACA125CA15-3CYFRAProGRPSLXNSE
シンプル
(5種)
ベーシック
(7種)
プレミアム
(11種)
肺がんセット
(4種)

*がんマーカーの検索を行う際は、「生まれたときに割り当てられた性」で考えることをおすすめいたします。

がんマーカー検査をご希望の方で、生活習慣病などを含む包括的な検査をご希望の方は、特別価格で追加検査が可能です。

生活習慣病採血セット

費用:3,000円(税込)

含まれているもの:血算、肝機能、腎機能、電解質、尿酸、CK、TG、LDL、HDL、血糖、HbA1c

がんマーカーが高値の場合

がんマーカーが基準値を超えている場合、医師との診察を受けていただき、今後の方針を決定することをおすすめいたします。

がんマーカーの値は、がんがなくても高くなることがあるので、それだけでがんと診断されたわけではありません。患者様の状況に応じて、追加検査や連携病院への紹介も可能ですので、ご相談ください。

費用

各がんマーカーやセットの費用は下記の通りです。

がんマーカー検査はすべて自由診療となります。

健康診断と同時に検査を行う場合、特別割引がございます(カッコ内の料金)。

がんマーカーの検査時に、同時に生活習慣病を含む包括的な血液検査を行うことも可能です。

商品名費用(税込)
(健康診断と同時の場合、税込)
がんマーカー単品各2,000円
がんマーカーシンプル
(5種)
8,000円
(7,000円)
がんマーカーベーシック
(7種)
11,000円
(9,000円)
がんマーカープレミアム
(11種)
16,000円
(13,000円)
肺がんマーカーセット
(4種)
7,000円
(6,000円)
生活習慣病採血セット3,000円