女性の悩み

細菌性腟症が治らない・繰り返す方へ|パートナー治療で再発率を約50%減

細菌性腟症が治らない・繰り返す方へ|パートナー治療で再発率を約50%減

細菌性腟症は女性に多いトラブルであり、一度治療しても再発しやすいことが知られています。

実は女性だけではなく、パートナーも関係している可能性があります。

パートナーは変わっていないが細菌性腟症を繰り返す場合は、女性本人だけてはなく、パートナーも一緒に治療を受けることが効果的であると考えられています。

細菌性腟症の原因・症状・治し方について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

この記事で言いたいこと

・細菌性腟症は女性に多く見られる病気です

・パートナーも無症状のまま関与していることがあります

・再発を防ぐためには、パートナーも一緒に治療することが重要です

目次の各項目をクリックすると、記事の途中までジャンプすることができます。

細菌性腟症は再発する?原因は?

細菌性腟症の再発や繰り返しはよく見られます。

治療後、一時的に症状が改善しても、以下のような再発の傾向があります。

・約3人に1人は3カ月以内に症状が再発

・半数以上は12カ月以内に症状が再発

再発の要因

・パートナーの性器に細菌性腟症関連菌が存在している

・新しいパートナーとの性行為

・腟内の菌のバランスが崩れたままになっている

・ホルモンの変動(生理、妊娠、閉経など)

・ストレスや不眠などによる免疫力の低下

・頻繁な腟洗浄

細菌性腟症の再発は新たな原因のこともありますが、治療が不十分でありに残っていた菌が再び増殖して起こるケースもあります。

そのため、適切な治療を受け、生活習慣の見直しやパートナーの関与を考慮することが大切です。

パートナーも治療が大切?

過去の研究では、パートナーへの治療における有効性は示されていませんでした。しかし、2025年3月に発表された研究では、女性本人だけでなく男性パートナーへの7日間の飲み薬+塗り薬の併用療法を行うことで、標準治療と比べて12週以内の細菌性腟症の再発率が低下したという結果が得られました。

・細菌性腟症を繰り返し再発している場合

・性交渉のたびに症状がでる場合

・パートナーは変わらないが、症状が改善されない場合

特に上記のようなケースでは、パートナーの検査や治療を検討いただくことで再発防止につながります。

当院の検査・治療

腟の検査はおりもの(腟)を綿棒で拭っていただいたのちに、顕微鏡で観察し診断を行います。

おりものはご自身で採っていただくため、陰部の診察や痛みを伴うことはありません。

当院では検査~診断まで30分程度で可能です。

おりもの検査

検査項目:腟カンジタ、トリコモナス、細菌性腟症

料金:4,500円(税込)

検査結果:カンジダ・トリコモナス・細菌性腟症は即日(30分程度)

※おりもの検査の結果は医師からご説明しますので、診察料が別にかかります。

本人の治療

治療は腟錠(腟の中に入れるお薬)を6日間、就寝前に使用します。

腟錠を使い始めると、2~3日で症状が改善することが多いですが6日間使い切ることが重要です。

腟錠:4,500円(税込)

膣錠の使い方

※(図)オキナゾールより抜粋

手指を石けんできれいに洗い、両足を広げてしゃがみます。

図のように腟錠を指先で膣内の深いところに挿入してください。

詳しくは下記のボタンよりオキナゾール公式ホームページご覧ください。

 
パートナーの治療

7日間の飲み薬と陰部の塗り薬を併用します。

内服薬+塗り薬:6,000円(税込)

いずれかのみご希望の場合、下記の価格で処方可能です。

塗り薬:4,000円/本(税込)

内服薬:4,000円(税込)

※当日お薬をクリニックでお渡しします。そのため、薬局にお薬を取りに行く必要はございません。

この記事を監修した医師

<医師 塩尻 大輔> パーソナルヘルスクリニック院長、医学博士。 国立国際医療研究センター(東京都新宿区)とパーソナルヘルスクリニックにて、HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供されています。 日本生まれですがアフリカのケニア育ちで、現地でも医師免許を取得しており、医療支援や教育支援等を実施されています。 当院でも非常勤医師として診療いただいております。