大阪府検査事業について

当院では、事前に公式LINEにご登録いただき、検査結果をLINEで報告します。待ち時間がなければ、当院の検査はおよそ5分以内で終了し、そのまま帰宅することができます

当日、性感染症の悩みや、HIV/AIDSの予防薬のご相談なども受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。


検査事業中のPrEP特別価格は、初回処方・2回目以降であっても適応となります。

不定期で開催している、ワンコイン検査事業と本検査事業では、PrEP初回特別料金価格について違いがありますのでご注意ください。

ワンコイン検査の検査結果を1週間以内にお持ちになる場合、通常料金で提供いたします。ワンコイン検査事業は、当院独自で行っている啓蒙事業の一環であり、ボトルのみの割引価格は行っていないことをご了承ください。

【通常料金】

  本検査事業 ワンコイン検査
初回特別PrEP価格
(検査後当日PrEP処方)
ボトル料金のみで処方可能
(1本:8,000円
 3本:18,000円)
ボトル料金のみで処方可能
(1本:8,000円
 3本:18,000円)
2回目以降PrEP価格
(検査後当日PrEP処方)
ボトル料金のみで処方可能
(1本:8,000円
 3本:18,000円)
通常料金(診察料は無料)
(1本:11,000円
 3本:22,000円)
検査後1週間以内の
PrEP処方
ボトル料金+診察料で処方可能
(1本:8,000円+診察料
 3本:18,000円+診察料)
通常料金
(1本:11,000円+診察料
 3本:22,000円+診察料)

【学生料金】

  本検査事業 ワンコイン検査
初回特別PrEP価格
(検査後当日PrEP処方)
ボトル料金のみで処方可能
(1本:7,000円
 3本:16,000円)
ボトル料金のみで処方可能
(1本:7,000円
 3本:16,000円)
2回目以降PrEP価格
(検査後当日PrEP処方)
ボトル料金のみで処方可能
(1本:7,000円
 3本:16,000円)
通常料金(診察料は無料)
(1本:10,000円
 3本:20,000円)
検査後1週間以内の
PrEP処方
ボトル料金+診察料で処方可能
(1本:7,000円+診察料
 3本:16,000円+診察料)
通常料金
(1本:10,000円+診察料
 3本:20,000円+診察料)

学生料金については、下記をご参照ください。

本検査事業に参加された方は、当日の性感染症の悩みなど、医師の診察が必要であったとしても、診察代はいただきません。(通常料金:初診2,500円、再診1,000円)

検査・治療が必要な場合のみ、実費をお支払いいただきます。

営業時間と検査事業期間

8/19~9/30の営業期間中、検査が可能です。

月曜日:14:00~21:00

火曜日:14:00~21:00

水曜日:14:00~21:00

木曜日:休診日(祝日の場合は、営業いたします)

金曜日:14:00~21:00

土曜日:14:00~21:00

日/祝:10:00~17:00

検査対象・検査内容・費用

大阪府検査事業のホームページをご覧ください。


以下から、ご覧になりたいページに移動することができます。

事前予約について

COVID-19の感染予防のため、完全予約制とさせていただきます。

登録する名前は、偽名でも問題ありません。ただし、本人確認のために「ご予約の名前」と「問診の名前」は一致するようにご協力をお願いいたします。

当院の検査は、結果説明をLINEで行うため、公式LINEのご登録をお願いしております。

 

LINEのリッチメニューの赤枠のボタンをクリックし、内容をお読みの上、予約を行ってください。

20分に1人の完全予約制を採用しておりますので、予約ができない場合はすでに枠が埋まっている状態です。キャンセルが発生次第、予約が可能になります。

LINEのリッチメニューのリンクから、問診票をご記入ください。

来院前の確認事項

下記に関して、ご理解とご協力をお願いいたします。

事前問診を記入

必ず、事前問診を受けてください。問診票を記入頂いていない方は、検査をお受けいただけません。

LINE登録をお願いします

結果説明は、LINEで行います。LINEの登録をお願いします。

問診で、梅毒既往歴がある方は、「梅毒定量検査」が必要です。4-5日後以降に当院からご連絡いたします。それ以外の方は、当日1時間以内に結果をLINEでお知らせします。

予約時間にご来院ください

予約時間に受付にお越しください。早めに来られたり、遅く来られたりすると患者様の待合スペースがなくなってしまう恐れがあります。

院内ではマスク着用を

感染対策のため、院内ではマスクの着用をお願いいたします。

当日の流れ

当日は、以下の流れで受付・採血・結果説明となりますので、ご確認ください。

step1

受付

受付で、公式LINEの画面をお見せください。お名前など個人情報が分かる内容は、当日お聞きしません。

step2

呼び出し番号を発行

受付で呼出番号をお渡しいたします。(当院ではすべての患者様を番号でお呼びします)

step3

採血

番号を呼ばれたら、採血を受けていただきます(即日HIV検査・即日梅毒検査・即日B型肝炎検査)。ただし、梅毒の既往がある方は、梅毒定量検査を受けていただきます。

step4

呼び出し番号返却・帰宅

呼び出し番号を受付へ返却したらお帰りいただいて問題ありません。

step5

LINEで結果説明

概ね1時間以内に、LINEで結果をお伝えいたします。

結果報告について

陰性・陽性に関わらず、LINEで結果をお伝えします。(迅速検査の場合、概ね1時間以内)

梅毒に感染したことのある方へ

梅毒既往歴があり定量検査を受けていただいた方は、4〜5日後以降でLINEに結果をお伝えします。結果の解釈について説明等をご希望の方は、後日当院を受診いただければ医師から説明を受けることが可能*です。

HIV陽性だった場合

陽性反応が出た場合でも必ずしもHIV陽性と決まったわけではなく、偽陽性なども含まれますので、医師からの説明を聞いていただき確定検査を受けていただきます*

梅毒陽性だった場合

医師からの説明と、治療を受けていただくことが可能*です。

*別途費用がかかります。

HIVの感染が心配な方へ

HIV/AIDSは、予防薬を飲むことで感染を防ぐことができます。
感染機会の前に飲む方法をPrEP(プレップ)、感染機会の後に飲む方法をPEP(ペップ)と言います。

いだてんクリニックではPrEP・PEPを扱っております。ご希望の方は、お気軽に当院スタッフにお声掛けください。

PrEPについて

PrEPとは、性行為等の前から抗HIV薬を内服して、感染リスクを減らすというHIV感染予防策です。
特にHIVに感染するリスクが高い人に推奨される予防方法で、「コンドームは相手任せの予防法ですが、PrEPは自分の意思で内服し、予防ができる」と、今ではWHO(世界保健機関)も勧めている予防法です。

大阪府検査期間中は、当院でPrEPを希望される方に下記の価格で処方することが可能です。

当日PrEPの説明を受けるだけであれば、費用はかかりません。

検査後、即日PrEPを処方することが可能です。(別途薬代がかかります)

PrEP1本(30錠)

費用:8,000円(税込)
(学生:7,000円、税込)

含まれているもの:

・HIV検査(即日)

・B型肝炎検査(即日)

・梅毒検査(即日またはメール)

・PrEPボトル1本(30錠)デシコビまたはツルバダ

・(ご希望の方)腎機能検査(メール):別途500円(税込)

当日処方の場合、通常と比べ、初診料(2,500円)+3,000円(合計5,500円)お得です。

PrEP3本(90錠)

費用:18,000円(税込)
(学生:16,000円、税込)

含まれているもの:

・HIV検査(即日)

・B型肝炎検査(即日)

・梅毒検査(即日またはメール)

・PrEPボトル3本(90錠)デシコビまたはツルバダ

・(ご希望の方)腎機能検査(メール):別途500円(税込)

当日処方の場合、通常と比べ、初診料(2,500円)+4,000円(合計6,500円)お得です。

検査から1週間以内にPrEPを処方希望の方は、診察料に加え、ボトル料金で処方をすることが可能です。

PrEPについての詳細は、下記のボタンをクリックしてください。

PEPについて

HIVに感染している人や、感染の可能性がある人とのリスク行為(コンドームをつけない性行為等)があった後、72時間以内に薬を内服することで、HIVへの感染を防ぐ予防方法です。
PEPは、アメリカ等の複数の国では広く普及しています。

セット名 含まれるもの 費用(税込)
PEPセット ・ジェネリック薬30錠
・診察費
・HIV検査(即日)
・B型肝炎検査(即日)
・梅毒検査(メール)
・腎機能検査(メール)
・1ヶ月後のフォロー検査
(HIV、梅毒、B型肝炎)
77,000円

PEPについての詳細は、下記のボタンをクリックしてください。

梅毒・淋病・クラミジアを予防しましょう!

梅毒・淋病・クラミジアは、予防できる性感染症です!

梅毒、淋病、クラミジアは感染力の高い性感染症で知られており、陽性の方との性行為により梅毒は30%程度、淋病・クラミジアは50%感染するという報告があり、特にのどや肛門は症状が無い方のほうが多いと言われています。

これらの病気は、無症状でも感染力があり、性行為により人に移してしまうことになり、ピンポン感染を引き起こしてしまうだけでなく、感染すると確認検査(治療後、再度検査を行うこと)を含めて少なくとも2週間は性行為を控える必要があります。

梅毒・淋菌・クラミジアは飲み薬であるドキシペップを使うことで、予防が可能です。特に近年、淋菌についてはワクチンについても効果があるとの報告があります。

五大性病である、HIV・B型肝炎・梅毒・淋菌・クラミジアはいずれも次のように予防できる時代となっており、当院ではそのすべての治療や検査、予防を行うことが可能です。

五大性病と予防

・HIV➡HIV予防薬(PrEP・PEP)

・B型肝炎➡肝炎ワクチン

・梅毒・淋病・クラミジア➡ドキシペップ淋菌ワクチン

・「HIV予防薬」「肝炎ワクチン」「ドキシペップ」「淋菌ワクチン」をクリックすると、詳細なページに進むことができます。

ドキシペップはこんな人におすすめ

・以前に梅毒・淋病・クラミジアなど性感染症にかかったことのある方

・オーラルセックスを含む性行為を行っており、梅毒・淋病・クラミジアを予防したいと思っている方

・複数のセックスパートナーがいる方

・CSW(風俗業界、AV業界等で働く方)の方など、特に感染機会の多い方 など

淋菌については、ドキシペップにワクチンを併用することでさらに高い確率で予防できると考えられています。

当院ではドキシペップとワクチンをそれぞれ単独で使用するのではなく、併用することで今まで予防が難しかった淋菌に対して、より高い予防効果が得られると考えています。

淋病の治療薬にアレルギーがある方は、淋病に感染すると治療が難しく、ワクチンによる予防が大切です。

淋菌ワクチンはこんな人におすすめ

・以前に淋病や他の性感染症にかかったことのある方

・淋病治療の第一選択薬(セフトリアキソン)にアレルギーのある方

・複数のセックスパートナーがいる方

・CSW(風俗業界、AV業界等で働く方)の方など、特に感染機会の多い方 など

ワクチンで性病を予防しましょう

A型肝炎ウイルス・B型肝炎ウイルス・淋菌・ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性感染症として知られています。

水痘・帯状疱疹ウイルスは、ほとんどの人が感染しているウイルスですが、加齢やHIVなどの基礎疾患により再活性化し、帯状疱疹や、帯状疱疹後神経痛を引き起こすことが知られています。

これらはワクチンで予防することができます。当院では上記いずれのワクチン接種も可能です。

肝炎ワクチン

日本で最も多い肝炎は、肝炎ウイルスによって起こるウイルス性肝炎です。

予防として効果的なのが、肝炎ワクチンです。当院では、A型肝炎ワクチン・B型肝炎ワクチン・混合ワクチンを扱っております。

淋菌ワクチン(髄膜炎菌B型ワクチン)

淋病の予防効果があるワクチンです。髄膜炎菌と淋菌は遺伝的に非常に似ており、髄膜炎菌B型ワクチンを接種することで、淋病を予防できることが知られています。

HPVワクチン

HPVの感染を予防するワクチンです。「子宮頸がん」の原因となるウイルスであることはよく知られていますが、その他の癌(がん)やイボ(尖圭コンジローマ)の原因もなります。

当院では、HPV9価ワクチンを取り扱っております。

帯状疱疹ワクチン

水痘・帯状疱疹ウイルスは20歳までにほとんどの人が感染しているウイルスで、生涯にわたり神経節に潜み、加齢に伴いウイルスが再活性化し帯状疱疹やその後の神経痛を引き起こし、生活の質を著しく下げる可能性があります。

当院では、不活化ワクチンである帯状疱疹ワクチンを取り扱っております。

MMRワクチン
(新三種混合ワクチン)

麻疹・風疹・おたふくかぜ(ムンプス)はいずれも、大人が感染すると重症化するリスクが高く、死に至ることもあります。

近年、国内でも麻疹の感染者の報告があり、身近な感染症であるため予防をすることが大切です。

当院では、混合ワクチンであるMMRワクチンを取り扱っております。

ワクチン接種の対象となる方は、次の通りです。

A/B型肝炎については、近年性交渉による感染が増加しています。成人の感染は、針刺し事故などを除き、ほとんどが性行為による感染と言われています。

キスやオーラルセックスによっても感染する可能性があり、感染しても症状が出ないことも多いため、感染者自身がウイルスを持っていることに気付かずに、知らないうちに他人に感染させてしまうこともあります。

対象となる方

A型肝炎/B型肝炎ワクチン:

・複数の性的パートナーを持つ方(オーラルセックスを含む)

・B型肝炎の方のセックスパートナーがいる方、同居家族

・海外への渡航予定がある方

・医療関係者 など

淋菌ワクチン:

・以前に淋病や他の性感染症にかかったことのある方

・淋病治療の第一選択薬(セフトリアキソン)にアレルギーのある方

・複数のセックスパートナーがいる方

・CSW(風俗業界、AV業界等で働く方)の方など、特に感染機会の多い方

HPVワクチン:

・9歳以上の方でHPV感染症のリスクを減らしたい方

(HPVワクチン接種は、陰茎がんや肛門がん等の予防にもなることから、欧米各国では女性だけでなく男性の方の接種も推奨されています)

帯状疱疹ワクチン:

・50歳以上で、帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛を防ぎたい方

・HIV陽性の方

MMRワクチン:

・麻疹・風疹・おたふくワクチンを受けたことがない方、または1回のみの接種の方

・麻疹・風疹・おたふくを患っている方が近くにおられる方

・妊娠に備え風疹などを予防したい方

妊娠初期に風疹に感染すると、死産のリスクがあるほか、先天性風疹症候群(白内障、心臓異常、聴覚障害など)の赤ちゃんが生まれることがあります。

この記事を監修した医師

<医師 塩尻 大輔> パーソナルヘルスクリニック院長、医学博士。 国立国際医療研究センター(東京都新宿区)とパーソナルヘルスクリニックにて、HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供されています。 日本生まれですがアフリカのケニア育ちで、現地でも医師免許を取得しており、医療支援や教育支援等を実施されています。 当院でも非常勤医師として診療いただいております。