インフルエンザワクチン・インフルエンザ予防薬・新型コロナワクチンに関するお知らせ

当院では、インフルエンザ・新型コロナに関して、任意接種(自費接種)のみ対応しております。
定期接種は、インフルエンザ・新型コロナともに行っておりません。
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インフルエンザワクチン
インフルエンザに対するワクチンは、インフルエンザHAワクチン(国産)を取り扱っております。ワクチンは毎年接種が必要です。
12歳未満の方は、当院では接種を承っておりません。
ワクチン(国産)
費用:1回あたり3,500円(税込)*
接種回数:1回
接種スケジュール:初回のみ
*別途診察料がかかります。
インフルエンザ予防薬
当院では、インフルエンザの予防薬を取り扱っています。
インフルエンザ予防薬・インフルエンザワクチンの保険適応はありません。
予防薬の効果と適応
インフルエンザ予防薬インフルエンザ患者と接触後48時間以内に開始することで、発症を60~90%減らすことができると言われています。旅行や留学前など、感染リスクを下げたい方はご相談ください。
※ワクチン接種の代わりになるものではありません(併用可)。
インフルエンザワクチンの同日接種も可能です!
こんな人におすすめ
・海外渡航・留学・長期出張、受験など発症を避けたい予定を控えている方
・同居家族・寮など、患者さんと共同生活をしている方
・高齢の方、慢性呼吸器、心疾患、糖尿病、腎機能障害など合併症のある方(医師が適応を判断いたします)
予防薬の種類
当院では、インフルエンザ予防薬として次の2つを取り扱っています。
(タミフルジェネリック)
費用:5,000円(税込)
発症予防効果:約60〜90%
服用スケジュール:オセルタミビル75mgを1日1回10日間内服
副作用:吐き気・嘔吐、腹部不快感、頭痛など。腎機能障害や強い消化器症状がある場合は、医師と相談してください。
小児の適応:1歳以上であれば小児も適応あり。体重37.5kg以上の小児のみ、オセルタミビル75mgを1日1回10日間服用可能。
当院では、体重37.5kg未満の小児に対するオセルタミビル処方は行っておりません。
費用:7,000円(税込)
発症予防効果:約70〜80%
服用スケジュール:イナビル40mgを1回吸入
副作用:咽頭刺激・咳など。喘息やCOPDの方、乳たんぱくアレルギーの方、吸入できない方は使用できません。
小児の適応:10歳未満は20mgを1回吸入(4,000円、税込)。ただし、吸入できない小児は使用できません。
費用
当院のインフルエンザ予防薬の費用は、以下の通りです。
インフルエンザ予防薬はすべて自由診療での処方となります。
商品名 | 服用方法 | 費用 (税込) |
---|---|---|
オセルタミビル(タミフルジェネリック) | 接触後48時間以内に開始 1日1回1カプセル×10日分内服* | 5,000円 |
イナビル | 接触後48時間以内に開始 40mg1回吸入** | 7,000円 |
*成人の場合。当院では37.5kg未満の小児に対して処方を行っておりません。
**10歳以上の場合。10歳未満の場合は20mg(4,000円)となります。吸入できない小児の方は使用できません。
新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症に対するワクチンは、コミナティ(国内承認薬)を取り扱っております。
新型コロナワクチンの種類(ワクチンに含まれる株)は、当面は毎年見直すこととされております。そのため、定期接種を行い場合、毎年接種が望ましいと考えらえます。
15歳未満の方は、当院では接種を承っておりません。
費用:1回あたり16,000円(税込)*
接種回数:1回(前回の新型コロナワクチンから少なくとも3か月以上経過していれば接種可能。過去に接種歴がない場合は、およそ4週間の期間を開けて2回接種が必要。)
接種スケジュール:初回のみ(過去に接種歴がない場合は初回、4週間後)
*別途診察料がかかります。
<医師 忽那 賢志>感染症内科専門医、医学博士。 日本最大のトラベルクリニックを擁する国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)にて、約10年間渡航医学・輸入感染症診療に携わり、現在も診療・研究などを行っておられます。 他の専門領域は新興再興感染症、新型コロナウイルス感染症で、メディアやインターネットなど様々な媒体で感染症の啓発に取り組んでおられます。 当院でも非常勤医師として診療いただいている他、トラベル外来の監修も行っていただいております。
