男性の悩み

性器がかゆい、赤い!~即日検査・治療が可能な亀頭包皮炎について~

性器がかゆい、赤い!~即日検査・治療が可能な亀頭包皮炎について~

亀頭や包皮の炎症により、かゆみや痛みが生じる病気を亀頭包皮炎といいます。

原因として最も多いのは感染で、細菌や真菌(カビ)によるものです。

特に包茎だと、亀頭と包皮の間がジメジメしやすく、感染が生じやすいことから、亀頭包皮炎を起こしやすくなります。

症状や経過から原因菌を特定することは困難ですが、当院では顕微鏡の検査を行うことで、30分程度で原因菌を特定し、適切な治療の提供が可能です。

この記事で言いたいこと

・亀頭や包皮に炎症が生じると、かゆみや痛みなどの症状が出現することがある。適切な治療を行わないと改善しない。

・原因菌を特定するめには検査が必要で、当院では即日検査を行っている。

・症状がわかりにくい場合や他院で治療をしてもなかなか治らない場合、ご不安な場合は、当院の受診をご検討ください。

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亀頭包皮炎とは?症状は?

亀頭包皮炎とは、性行為(オーラルセックスも含む)や自慰行為、洗いすぎなどで、亀頭や包皮に小さな傷ができ、そこから細菌や真菌などが感染しておこる病気です。

男性であれば年齢を問わず、誰でも発症する可能性があり、特に包茎の人に多い病気です。当院にはセカンドオピニオンで来院される方も多くいらっしゃいます。


一般的に、亀頭包皮炎は細菌や真菌が感染して、3~7日かけて発症します。亀頭や包皮のかゆみ、痛み、赤くなる、冠状溝(カリ)に膿(うみ)がつく、白いカスがたまるなど症状は様々です。

自慰行為をしたときに、皮膚が切れたり、傷が入ったりする症状も、特に真菌性の亀頭包皮炎で見られます。

亀頭包皮炎の原因

亀頭包皮炎の原因は様々ですが、最も多いのは感染で、細菌と真菌の場合があります。

通常であれば、亀頭や包皮を保護するバリア機能があり、細菌や真菌による感染は生じません。

しかし、適切に洗浄されない場合や、性行為(オーラルセックスも含む)や自慰行為、洗いすぎなどで傷がついてしまう場合などがあると、バリア機能が低下してしまいます。

結果として、細菌や真菌による感染が生じてしまい、亀頭包皮炎になってしまいます。特に、亀頭と包皮の間は湿った環境のため、不潔になりやすく、バリア機能が低下しやすいため、包茎の方は亀頭包皮炎になりやすいです。

亀頭包皮炎の検査

症状の経過や身体診察だけでは細菌か真菌の判断に迷うことが多いです。

当院では顕微鏡の検査を行うことで細菌と真菌の鑑別を行っています。

患者様には診察室のベッドで横になっていただき、医師がスライドガラスを使って、亀頭や包皮を拭います。

当院では検査~診断まで30分程度で可能です。

亀頭包皮炎の顕微鏡検査は、自由診療(保険外診療)のみ承っております。保険診療で顕微鏡検査を行うことはできませんのでご了承ください。

顕微鏡検査

・亀頭包皮炎かどうか、その症状が「細菌性」か「真菌性」かの診断が可能な検査で、すべて即日で結果がわかります

検査方法:医師が陰部を拭ったスライドガラスをその場で特殊な染色を用い、顕微鏡で観察します。

検査可能時期:性行為の有無にかかわらずいつでも可能です。

検査結果:即日

費用:4,500円*(税込)

・おりもの検査は、必ず医師からの説明となりますので、別途診察料**がかかります。

*25歳以下の学生様の場合、割引がございますので学生証をご持参ください。

**初診料は2,500円、再診料は1,000円となります(いずれも税込)。

亀頭包皮炎の治療

治療はクリームの塗布を主に使用します。

亀頭包皮炎であった場合には、当日お薬をクリニックでお渡しします。そのため薬局にお薬を取りに行く必要はございません。

亀頭包皮炎の治療は、最低でも2週間、長い人だと3ヶ月〜6ヶ月程度かかります。しっかりと治療を継続することが重要です。

亀頭包皮炎の治療

治療期間:症状が改善するまで

費用:

 塗り薬:4,000円/本*(税込)

*細菌性、真菌性により必要な治療が異なります。

*25歳以下の学生様の場合、割引がございますので学生証をご持参ください。

検査は必要?

当院に来られる亀頭包皮炎の方は、以前の病院で検査をされずに薬を処方されたが、症状が治らなかったり悪くなったりして、相談に来られる方が3割以上おられます。

細菌性か真菌性か、あるいは合併しているかによって、必要な治療が変わるため、検査は非常に重要です。

症状でお悩みの方は、お気軽に当院にご連絡ください。

参考文献

2022 European guideline for the management of balanoposthitis

MSDマニュアル 陰茎の炎症

▶日本性感染症学会「性感染症診断・治療ガイドライン 2020」

この記事を監修した医師

<医師 塩尻 大輔>
パーソナルヘルスクリニック院長、医学博士。
国立国際医療研究センター(東京都新宿区)とパーソナルヘルスクリニックにて、HIVやPrEPをはじめ、性感染症・性病検査に関する科学的根拠に基づいた正しい知識と、患者様の心に寄り添った医療を提供されています。
日本生まれですがアフリカのケニア育ちで、現地でも医師免許を取得しており、医療支援や教育支援等を実施されています。
当院でも非常勤医師として診療いただいております。