ワクチン

淋菌ワクチンと予防効果〜ワクチン接種でお得な検査も可能です!〜

淋菌ワクチンと予防効果〜ワクチン接種でお得な検査も可能です!〜

梅毒、淋病、クラミジアは感染力の高い性感染症で知られており、陽性の方との性行為により梅毒は30%程度、淋病・クラミジアは50%感染するという報告があります。

淋菌は、淋菌ワクチンや飲み薬(ドキシペップ)で予防が可能な性病です。

当院で淋菌ワクチンを接種された方は、初回・2回目接種時に淋菌・クラミジア(性器・のど・肛門3カ所)を無料で検査可能です。(通常20,000円相当)

また、初回の接種日から1年間、接種時以外でも、淋菌・クラミジア(性器・のど・肛門3カ所)を3,000円(税込)で検査可能です。

本検査は、自由診療(保険外診療)のみ対応可能です。厚生労働省の混合診療禁止の原則に基づき、治療時も自由診療となることをご理解ください。

ドキシペップについては、電話診療と配送サービスも行っております。詳しくは、下記のボタンから参照ください。

淋菌ワクチンは、対面診療のみ承ることが可能です。

この記事で言いたいこと

・梅毒、淋病、クラミジアは性器だけでなく、のどや肛門にも感染する性感染症である。

・これらの性病をコンドームで予防する場合、挿入時以外も着用が必要である。

・淋菌の予防はワクチンと飲み薬がある。

・ワクチンは2回接種することで最大50%の予防効果が報告されている。ドキシペップと服用することで、さらに高い効果を期待できる。

・当院で淋菌ワクチンを接種した場合、初回・1ヶ月後のワクチン接種時に、無料で淋病・クラミジアの検査ができ、初回接種時から1年間特別料金で淋菌・クラミジアの検査が可能である。

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淋病は非常に感染者数の多い性感染症

淋病(淋菌感染症)は、クラミジア感染症と並んで感染者数の多い性感染症です。

Neisseria gonorrhoeae (gonococci)という菌が粘膜に付着することで感染しますが、性器だけでなく咽頭(のど)や肛門にも感染することはあまり知られていません。

特に咽頭や肛門の感染は無症状であることが多く、近年の研究では、咽頭や肛門の陽性率が高いことから検査を行うことの重要性が指摘されています。

淋病は、感染者との性行為を行った場合、1回で最大50%程度の確率で感染すると言われています。

残念ながら、日本での罹患率は近年増加傾向にあり、淋菌感染症が増加傾向にあるのは先進国の中で日本だけであると報告されています。

淋菌ワクチン(髄膜炎菌B型ワクチン)について

髄膜炎菌B型ワクチンは髄膜炎(脳や脊髄をおおう膜に炎症が起きる病気)を予防するワクチンとして使用されていました。

髄膜炎菌B型と淋菌は莢膜という細胞の外側にある膜状の構造物が似ており、淋病の予防ワクチンとして利用できる可能性が考えられていました。

2004年頃から開発の動きが進み、近年フランスの研究チームにより、髄膜炎菌B型ワクチンにより淋病を51%予防できると報告しました。

当院ではドキシペップとワクチンをそれぞれ単独で使用するのではなく、併用することで今まで予防が難しかった淋菌に対して、より高い予防効果が得られると考えています。

淋病の治療薬にアレルギーがある方は、淋病に感染すると治療が難しく、ワクチンによる予防が大切です。

こんな人におすすめ

・以前に淋病や他の性感染症にかかったことのある方

・淋病治療の第一選択薬(セフトリアキソン)にアレルギーのある方

・複数のセックスパートナーがいる方

・CSW(風俗業界、AV業界等で働く方)の方など、特に感染機会の多い方

ワクチンによる重篤な副作用は報告されませんでしたが、下記のような副反応が起こると報告されています。

ワクチンの副反応

10%以上:接種部位の痛みや腫れ、倦怠感、頭痛

1~9%:嘔気、発熱

料金は、下記の通りです。2回接種により、淋病の予防効果が期待できます。

淋菌ワクチン

費用:1回あたり26,000円(税込)

接種回数:2回

スケジュール:初回、1ヶ月後

ドキシペップと併用することで、淋菌に対してより高い予防効果が得られると考えられています。


当院で淋菌ワクチンを接種された方は、初回・2回目接種時に淋菌・クラミジア(性器・のど・肛門3カ所)を無料で検査可能です。(通常20,000円相当)

また、初回の接種日から1年間、接種時以外でも、淋菌・クラミジア(性器・のど・肛門3カ所)を3,000円(税込)で検査可能です。

本検査は、自由診療(保険外診療)のみ対応可能です。厚生労働省の混合診療禁止の原則に基づき、治療時も自由診療となることをご理解ください。

ドキシペップとは

性行為後72時間以内にドキシサイクリン(ビブラマイシン)を200mg内服することにより、梅毒、淋病、クラミジアを予防する方法です。

ドキシペップの効果

ドキシペップの感染予防効果は、梅毒は87%、クラミジアは88%、淋病は55%と発表されました(2022年7月の国際エイズ学会)。

これらの性感染症は、陽性の方と性行為を行うと梅毒は30%程度、クラミジアや淋病は50%程度感染すると言われており、きわめて高い予防率と言え、世界的に注目されています。

一方、ドキシサイクリンは、性感染症の治療以外でも用いられる一般的な抗生物質であり、腹痛・下痢・吐き気などの副作用も存在します。

当院では、ドキシペップに関して、医師の診察のもと、リスクとベネフィットについて十分に説明を行い、患者様ごとに適応を検討致します。詳しくは医師の診察でお聞きください。

当院では、エイズ治療研究開発センター(ACC)、当院提携クリニックであるパーソナルヘルスクリニック(東京)の協力のもと、性感染症に罹患するリスクの高い患者様に対して、ドキシペップを処方しております。

これらの情報を蓄積し、日本におけるドキシペップの有効性を検証し、新たな予防医療の形を構築、社会へ還元できる取り組みを行っております。

ドキシペップの電話診療

当院では、ドキシペップの処方および配送サービスを行っております。

ドキシペップの料金や必要な検査については、医師の診察時に、患者様のリスクや性交渉の頻度などから最適な提案をいたします。

ドキシペップが正しく利用できるよう、必要な検査については、通常料金よりもはるかに安価な価格でご提供しております。

詳しくは、公式LINEからお問い合わせください。

参考文献