肝炎ワクチン
A型肝炎、B型肝炎はいずれもワクチンで予防できる性感染症です。どちらも感染すると、まれに重症化し、入院が必要な場合もあります。
B型肝炎は感染が長く持続することで、肝がんのリスクになることも知られています。
当院では2つの肝炎を同時に予防可能なA型・B型肝炎混合ワクチンも取り扱っています。
遠方の方に対して、電話診療および配送サービスを承っております。
肝炎ワクチンとは
肝炎には複数の型があり、それぞれ感染経路や症状などが異なります。
まずは、それぞれの特徴を理解し、ご自身が接種すべきワクチンを見つけましょう。
A型肝炎ワクチン
A型肝炎ウイルスは、糞便-経口感染(便から排出されてウイルスがなんらかの原因で口に入ることで感染する)が基本で、肛門周囲をなめる行為でも感染します。
感染力は強く、家族内やパートナー間などで感染することが多いです。上下水道の整っていない場所では汚染された水を介して感染することもあります。
感染すると、急性肝炎を発症し、慢性化することなく自然回復しますが、重症化することもあり、注意が必要です。
・複数の性的パートナーを持つ方(オーラルセックスを含む)
・海外への渡航予定がある方
・免疫不全や慢性肝疾患、糖尿病など、 基礎疾患によってA型肝炎が重症化するリスクがある方 など
★性感染症の予防としては、A・B型いずれも予防することが推奨されます。
B型肝炎ワクチン
B型肝炎は、性的接触による感染が多くを占めていると考えられており、血液関連や性的接触による感染だけでなく、傷のある皮膚への汗や唾液、涙などの体液の付着でも感染するほど感染力が強いことが特徴です。
B型肝炎ウイルスは、急性肝炎と慢性肝炎の両方を起こすことが知られており、急性肝炎の中でも1~2%の割合で劇症肝炎を起こすこともあり、適切な治療が行われない場合、高頻度で死に至ります。
また、慢性肝炎は肝がんのリスクになることが知られています。
いずれの肝炎も感染力が強いことが知られていますが、ワクチンで予防することができます。
・複数の性的パートナーを持つ方(オーラルセックスを含む)
・B型肝炎の方のセックスパートナーがいる方、同居家族
・医療関係者 など
★性感染症の予防としては、A・B型いずれも予防することが推奨されます。
費用
料金は、下記の通りです。
商品名:Havisure
費用:1回あたり13,000円(税込)
接種回数:2回
スケジュール:初回、6ヶ月後
輸入A型肝炎ワクチンのHavisure®は、初回接種後から免疫の獲得が期待でき、長期的な免疫を得るために、6か月後に2回目を接種します。
商品名:エイムゲン
費用:1回あたり16,500円(税込)*
接種回数:3回
スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後
国産A型肝炎ワクチンのエイムゲン®は、通常3回接種します。3回目の接種により、より長期的な免疫の維持が期待できます。
不活化A型肝炎ワクチンでは、規定回数の接種完了後、長期間にわたって免疫が持続すると考えられています。
*2026年7月22日までに当院でエイムゲンの接種を開始された方は、変更前の料金で継続して接種いただけます。
商品名:ビームゲン
費用:1回あたり7,000円(税込)
接種回数:3回
スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後
獲得した免疫は、少なくとも15年間は持続することが確認されています。接種年齢が高くなるにつれて効果は低くなり、例えば40歳過ぎでワクチンにより免疫を獲得できるのは約8割と言われています。
3回接種後1〜2か月経過してから抗体検査を実施し、抗体反応が出なければ追加接種を行うこともあります。
当院では、A・B型肝炎ワクチンをいずれも同時に接種できる「混合ワクチン」を用意しております。
A型肝炎、B型肝炎は、ワクチンのスケジュールも同一で、単発で接種するより、費用面でも安いため、ぜひご検討ください。
商品名:Twinrix
費用:1回あたり13,000円(税込)
接種回数:3回
スケジュール:初回、1ヶ月後、6ヶ月後
A型肝炎とB型肝炎の両方に対して10~15年程度の抗体持続が期待できます。
診察の流れ
当院でのワクチン接種のための診察の流れは以下の通りです。
医師の問診と診察
医師と相談の上、ワクチン接種可否を検討します。
ワクチン接種・会計
ワクチン接種を行い、会計を行います。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしでワクチン接種が可能です(診察費用も不要です) 。
当院では他にも性感染症の検査・治療・予防を提供しております。