禁煙治療薬

タバコをやめたい…でも、禁煙できずに困っていませんか?

喫煙をリスクの高いことだと認識していても、タバコに含まれる「ニコチン」に依存的な状態となっており、自分の力ではタバコをやめられない方が非常に多いのが現状です。

また、禁煙治療で使用されている「チャンピックス」という製剤が製造中止となっていたことから、現在禁煙治療のできるクリニックは非常に限られています。

当院では、2種類の禁煙治療を取り扱っており、いつでも禁煙治療に関する相談が可能です。

当院では、禁煙治療は原則自由診療で行っております。

遠方の方に対して、電話診療および配送サービスを承っております。

喫煙の危険性

喫煙は、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、肺がんをはじめとする様々ながんなど多くの疾患の原因になることがわかっています。

近年、喫煙が認知症のリスクを2~3倍も高め、日本人に多いアルツハイマー病、血管性認知症のいずれとも関係があることがわかりました。

また、喫煙者は脳卒中や骨折などのリスクが高く、将来的に要介護の状態になりやすいことも分かっています。

一方、喫煙習慣をやめることは非常に難しいこともわかっています。

タバコに含まれる「ニコチン」という物質は、脳のニコチン受容体に結合し、ドーパミンを大量に放出し、一時的な多幸感を手に入れることができますが、体内のニコチンが切れてしまうと、イライラや落ち着かないといった禁煙の離脱症状が現れてしまいます。

この離脱症状を解消するために、またタバコを吸って落ち着く、という、ニコチン依存症となり、喫煙を続けてしまうことになります。

禁煙治療のメリット

禁煙治療を行うことは、次の3つの大きなメリットがあります。

様々な疾患のリスクを下げる

喫煙による様々な疾患(がんや生活習慣病など)や認知症などのリスクを下げることができます。

継続すれば高い成功率

禁煙治療は、薬剤ごとに決められた治療期間を継続することで、およそ65%程度の成功率であることがわかっています(当院では、チャンピックスジェネリックであるバレニスマートの治療を推奨しております)。

お金の節約になる

1日1箱を吸う方の場合、1箱550円だとすると、年間で約20万円使っていることになります。

例えば、5年禁煙できれば100万円を節約することができます。

当院では、1日450円程度で禁煙治療を開始することが可能です。

お求めやすい2週間または4週間のセットもご用意があります。

禁煙治療の種類

当院では、2種類の禁煙治療を行うことが可能です。

当院では、治療成績が良いバレニスマートを推奨しております。

バレニスマートは12週間で禁煙に成功した場合、さらに12週間お薬を継続することでその後の禁煙継続率が高くなることが知られています。

薬品名チャンピックス後発薬
(バレニスマート)
ニコチネルTTS
種類非ニコチン製剤
(飲み薬)
ニコチン製剤
(貼り薬)
機序ニコチン受容体に作用し、
喫煙時の離脱症状を抑え、
喫煙しても満足感を得られ
ないようにする
皮膚からゆっくりとニコチンを
吸収させることで、
離脱症状を一時的に軽減させる
治療
成功率
約65%約53%
治療期間12〜24週間8週間
使用方法1〜3日目:0.5mgを1日1錠
4〜7日目:0.5mgを1日2錠
8〜最終日:1mgを1日2錠
1〜4週:1日1回30mgを貼付
5〜6週:1日1回20mgを貼付
7〜8週:1日1回10mgを貼付
副作用軽度の吐気・眠気不眠・接触性皮膚炎

費用

各治療の費用と特徴は、表のとおりです。

当院では、禁煙治療は自由診療で行っております。

初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

薬品名処方内容料金(税込)
チャンピックス
後発薬
(バレニスマート)
プレミアムセット
(24週間)
77,000円
ベーシックセット
(12週間)
40,000円
初回セット*
(4週間)
15,000円
継続セット*
(8週間)
28,000円
ニコチネルTTSベーシックセット
(8週間)
35,000円
初回セット*
(2週間)
10,000円
継続セット*
(6週間)
28,000円

*「初回セット」は副作用などを確かめながら、少量から購入できる商品です。治療継続の際は、「継続セット」をお求めください。

保険診療による禁煙治療

ニコチネルTTSを使用した治療は、条件を満たした方のみ保険診療の適応がある可能性があります。

保険診療による禁煙治療は、下記の通り様々な制約がございますので、適応の可否を医師と直接ご相談ください。

バレニスマートによる保険診療の適応はありません。

禁煙外来の保険適応

以下のすべてに該当する方のみ、ニコチネルTTSによる禁煙外来の適応があります。

・過去1年間で保険による禁煙治療を行っていない

・ニコチン依存症テストが5点以上

・1日の喫煙本数×喫煙年数=200以上(35歳以上の方のみ)

・ただちに禁煙したいと決意している

・全5回(12週間)の禁煙治療を行うことを、文書で同意を得ている

自由診療による
禁煙治療
保険診療による
禁煙治療
診察初回のみ全5回受診
12週間の通院が必要
費用10,000円~
(税込)
約13,000円*
(税込、3割負担)
治療薬バレニスマート
ニコチネルTTS
ニコチネルTTSのみ
処方薬院内で処方
(1回で完結可能)
薬局で受け取り
(通院ごとに処方)
条件特に制限なし様々な制約あり
(上記参照)

*調剤薬局での支払いも含みます。

診察の流れ

当院での禁煙治療薬処方のための診察の流れは以下の通りです。

自由診療の場合

step1

医師の問診と診察

医師と相談の上、合う薬を検討します。

step2

処方・会計

受付で、禁煙治療薬をお渡しします。初回は、診察費用がかかりますが、2回目以降は診察なしで薬の処方が可能です(診察費用も不要です) 。

保険診療の場合

下記すべてのスケジュールを完遂できる方のみが対象となります。

step1

医師の問診と診察

医師とこれまでの治療歴や、問診を行います。医師が、保険適応の可否を判断します。

step2

処方・会計

初回受診時に医師と本人が話し合って禁煙開始日を決定します。

step3

禁煙開始日から2週間後

医師との診察を行い、禁煙治療を継続します。

step4

禁煙開始日から4週間後

医師との診察を行い、禁煙治療を継続します。

step5

禁煙開始日から8週間後

医師との診察を行います。8週目以降の処方はありませんが、禁煙治療を保険で行う場合は必ず診察が必要です。

step6

禁煙開始日から12週間後

医師との診察を行い、禁煙が成功したかを判断します。

よくある質問

バレニスマート(チャンピックスジェネリック)は保険診療で処方可能ですか?

バレニスマートは、海外製のジェネリック薬であり、保険診療の適応外となります。国内の先発薬品であるチャンピックスは、製造中止となっており、現在処方ができない状態であることから、ジェネリック薬品を導入しております。

なぜチャンピックスは国内で製造中止となっているのですか?

ファイザー社のバレニクリン(チャンピックス)はメーカーの出荷制限の影響で、国内での処方が中止されております。「N-ニトロソバレニクリン」が基準値以上検出されたことから、出荷停止となりましたが、当院の処方するジェネリック薬品であるバレ二スマートは、安全性が確認されておりますのでご安心ください。

バレニスマートを12週間続けましたが、今後も禁煙できるか心配です。治療を続けることはできるでしょうか。

バレニスマートは12週間で禁煙に成功した場合、さらに12週間お薬を継続することでその後の禁煙継続率が高くなることが知られています。当院では、24週間の治療を推奨しております。

性感染症の検査や治療、各種ワクチンの接種(海外渡航者向け含む)、ジェンダーに関するご相談についても承っております。詳しくは以下のページからご確認ください。