アフターピル

妊娠を望んでいないにもかかわらず、妊娠の可能性がある性交があった場合、緊急避妊薬で妊娠を阻止できる場合があります。

避妊に失敗した場合は、なるべく早く医療機関を受診してください。

ピルの処方に保険証や親の同意は不要、未成年でも処方可能です。

遠方の方に対して、電話診療および配送サービスを承っております。

アフターピル(緊急避妊薬)とは

アフターピルとは避妊をしないで性行為をした場合や、コンドームが破れてしまった等避妊に失敗した場合に行う避妊方法です。

下記の方法では避妊はできないため、避妊をしなかった場合や失敗した場合はアフターピルの内服を検討する必要があります。

下記では避妊できません

・膣外射精(外だし)【膣外射精の場合でも20%程度の妊娠率があると報告されています】

・膣内洗浄

・妊娠の可能性が低い日(安全日)のコンドームなしの性行為

アフターピルの対象となる方

アフターピル(緊急避妊薬)を飲む対象になるのは、主に次のような方です。

対象となる方

・避妊したい方

・コンドームをしたのに、外れたり破れたりしてしまった方

・ピルをのみ忘れたまま性交してしまった方

・性暴力被害にあった方

・その他望まない妊娠を防ぎたい方

当院で処方するアフターピルの中でも、Ella(エラ)は性交後120時間以内であれば使用することが可能です。

薬の種類と費用

当院で処方してる緊急避妊薬は、下記の2種類です。

いずれの薬も、有効成分である黄体ホルモンの作用によって排卵を抑制することで妊娠を防ぎます。

さらに、子宮内膜の増殖を抑制することで、受精卵ができても着床を防いで妊娠を防止します。

料金は、診察費用が別途かかります。アフターピルはすべて自由診療での処方となります。

Ella(エラ)

費用:7,000円(1回1錠)

服用時期性行為後120時間(5日間)以内に1回1錠の服用で98.9%の避妊効果

BMI*:すべての方で使用可能

その他:米国FDA(アメリカ食品医薬品局)承認の緊急避妊薬で、海外では主流の緊急避妊薬です。性行為後5日間は効果があり、吐き気も少ないことが特徴です。有効成分「ウリプリスタル酢酸エステル(黄体ホルモン)」は、子宮筋腫の治療薬としても使用されています。

レボノルゲストレル

費用:7,000円(1回1錠)

服用時期:性行為後72時間(3日間)以内に1回1錠の服用で避妊効果

BMI*:30未満の方のみ使用可能

その他:厚生労働省承認の緊急避妊薬

*BMI = 体重[kg] ÷ (身長[m])²

副作用と注意

緊急避妊薬の副作用は、ほとんどありません。まれに、吐き気、頭痛、腹痛、不正出血が見られることがあります。

ご希望の方には、吐き気止めの処方も合わせて行っています。

3時間以内に嘔吐した場合は、もう1錠の服用が必要です。

万が一の嘔吐が心配な方は、同時に2錠(1錠は使用、1錠は嘔吐した場合の予備)処方することも可能ですので、ご相談ください。

緊急避妊薬を服用してはいけない人は以下のような方です。

緊急避妊薬を服用できない方

・本剤の成分に対しアレルギーのある方

・妊娠中の方

・心臓や肝障害の指摘のある方

・授乳中の方

薬の服用時間

性行為後から緊急避妊薬を推奨する時間が過ぎてしまった場合も、緊急避妊薬を服用することができます。

性行為後から72時間以上でも120時間以内の場合は、エラの適用内です

また、120時間を過ぎて服用した場合にも、性行為後の120時間以内と比べると効果は大きく落ち込んでしまいますが、それでも一定の効果を期待することができますので、医師にご相談ください。

避妊に成功したら

緊急避妊薬を飲んでから3週間以内に生理のような出血があれば、避妊は成功です。

性行為から3週間経過しても月経がない場合は、避妊に失敗している可能性も考えられるので、妊娠検査薬を使用するか病院に行き検査をして妊娠しているか確認するようにしてください。

診察の流れ

当院でのアフターピル処方のための診察の流れは以下の通りです。

step1

医師の問診と診察

step2

内服方法の説明

step3

処方・会計

受付で、アフターピルをお渡しします(診察費用がかかります)。

性感染症の検査や治療、各種ワクチンの接種(海外渡航者向け含む)、ジェンダーに関するご相談についても承っております。詳しくは以下のページからご確認ください。